歴史散歩の会が行われました

2018.12.19

11月23日、中高社会科が主催する「第24回歴史散歩の会」が開催されました。

小学5年生から高一までの生徒と保護者合計19名が参加しました。晩秋の雰囲気の駒場野公園の雑木林を散策したあと、旧前田家本邸ではゆっくりと時間をとり、建物の特徴などをガイドの方に詳しく説明していただきました。洋館は見事に復元され、いたるところに当主のこだわりを見ることが出来ました。また、東京ジャーミィでは皆スカーフを頭にかぶり、日頃あまりなじみがないイスラム教の教えや建物の装飾の意味などを、わかりやすく教えていただきました。この日はイスラム教でいう“金曜礼拝”の日であり休日でもあったため、東京ジャーミィはたくさんの信者の方であふれており、その顔立ちや装いなどから、イスラム教が世界宗教であることを改めて感じることができました。

秋の明るい晴れた1日、とても気持ちがよい散歩になりました。

 

 

~参加した中2生徒の感想~

旧前田家本邸の洋館・和館は駒場東大前駅から少し歩いたところにあります。洋館と和館それぞれの役割としては、洋館は加賀藩前田家の15代当主利嗣と菊子夫人、そして男の子1人と女の子3人が住む場所、和館は洋館とは雰囲気がガラッと変わって書院造りの日本建築で、接客用に使われていました。私の中に一番印象に残っているのは、何かあると必ず家族全員が菊子夫人の部屋に集まって話し合いをしていたというエピソードです。これは当主の利嗣さんが決めたルールだそうで、前田家では、何においても話し合いで解決していたそうです。私は「皆で」というところに利嗣さんの家族愛を感じました。他にも、彼が家族のことを思ってこの家を建てたのだなぁと感じるところがたくさんありました。例えば、寝室や書斎に家族の写真を置いていたり、当時はとても高価なものなのに夫人のために鏡をつけてあげたりしていたことです。そういういわれや、素敵な外観も相俟って、この洋館がとても美しいものに感じられました。和館は、海外からの賓客を接待するために建てられました。日本古来の建築様式が使われているのは、海外のお客さんに日本の伝統文化を知ってもらうためかな、と思いました。

次に東京ジャーミィについてです。最初は名前を聞いてもピンとこなかったのですが、今回の歴史散歩でイスラム教への理解が深まったように思います。まず、ジャーミィに入った瞬間に驚いたのは、中にいる人たちが「フリーミール」と呼ばれ、無料で食べられるごはんを食べていたことです。イスラム教の人々にとって、礼拝堂はシェルターだから、無料で食べられるのだそうです。それは動物も同じで、例えば鳥のためには鳥の巣が数か所にあったり、日本では役に立たないけれど、ラクダなどのために水飲み場が作ってあったりします。それはムハンマドの「肌の色、地位、言葉が違ってももとは皆同じだ」という精神に基づくもので、それはお祈りの仕方にも表れていました。今の世の中は縦の列が多いけれど、イスラム教では横一列でお祈りをします。例え大統領が来ても、その列の中に入るだけなのだそうです。そして皆兄弟だという感覚から、お祈りが終わったときには握手をするのだそうです。私はイスラム教がこんなに暖かい宗教だとは思っていませんでした。イスラム教の人々    の60%がアジアにいて、世界中には16億人もいるのに、イスラム教についてきちんとした知識を持っていない日本人は大勢います。今回少し見学しただけでも驚くことがたくさんあったので、もっと素敵なことがこの宗教にはあるのではないかな、と思いました。(中2)

 

主な行程: 駒場東大前駅集合 → 駒場野公園(自然観察舎・ケルネル田圃) → 駒場公園・旧前田家本邸洋館、和館 → 東京ジャーミィ → 代々木上原駅

  

 

 

「模擬国連」への取り組み 動画を公開しています。

2018.12.17

「模擬国連」への取り組みの動画を公開しています。

動画はこちら。

東京女学館では、模擬国連の取り組みを通して自ら考え行動する力、未来志向のリーダーに必要な主体性を育みます。

第4回学校説明会(入試説明会)について

2018.12.15

12月22日(土)13:00より第4回学校説明会を実施します。

【第4回学校説明会の内容】※入試説明会と同じ内容です。

学校長挨拶・教育方針 学校長

入試について 広報室 ※インターネット出願の方法など

入試問題について 各教科主任 ※出題傾向・出題内容・学習アドバイスなど

校内施設見学(ご希望の方)・個別相談(ご希望の方)

※予約不要です。当日直接お越しください。

※小学校5年生以下の方も参加できます。

中2ホームルーム 卒業生の体験談

2018.12.05

期末試験まであと1週間と少しとなった11月28日(水)、中2合同ホームルームでは、現在大学に通う2名の卒業生(慶應大学理工学部3年生と慶應大学法学部4年生)の話を聞きました。

女学館での学校生活をどのように過ごしてきたか、定期試験に向けての勉強の仕方、委員会活動やクラブと勉強の両立、今の大学生活など、身近な先輩の熱のこもったアドバイスに生徒は真剣に耳を傾けていました。

最後の質疑応答では、生徒達から、勉強の仕方についてたくさんの質問が出ていました。

2人から聞いた話が刺激となって、更に意欲的に学校生活や学習に向かっていってくれるように願っています。

アイルランド大使館の方が来校されました

2018.12.05

国際学級・国際コースでは、例年、大使館を訪問するなどして様々な国への理解を深めています。

今年は、11月28日(水)の放課後、アイルランド大使館の方が本校に来校し、アイルランドの国や教育制度についてお話をしてくださり、希望する生徒25名が参加しました。

 

~参加した生徒のうち2名の感想をご紹介します~

◎アイルランドはヨーロッパの北西に位置する「エメラルドの島」とも言われる島国です。今回はそのアイルランド大使館の方からお話を伺うことができました。一番興味深かったのはアイルランドの教育についてです。アイルランドでは中等教育後期3年間(日本の高等学校にあたる)のうち、最初の1年がTransition Yearという特別な学習期間に充てられるのが特徴です。この1年間は通常の授業は行われず、生徒それぞれが好きな事を学びます。1つの教科について深く学んだり、ボランティアに参加したり、職業体験をして実際の社会について学んだりするそうです。私は初めて知ったこの制度に驚きましたが、とてもうらやましくなりました。是非日本でもこの制度を導入してほしいです。

お話を伺ってアイルランドがとても素敵な国であることが分かり、とても行ってみたくなりました。来てくださったアイルランド大使館の方々に感謝しています。

 

◎アイルランドという国を日本と比較しながら説明していただきました。特に印象に残ったのは日本とは違って、小さいころから自国の文化を身に付けられる教育を行っているということです。また、学生は15歳の時に1年間決まった授業が無く、インターンシップや自分の興味のあることについてのリサーチを行える期間が設けられているそうです。日本にも是非こういった制度があれば良いと感じました。St. Patrick’s Dayのイベントが毎年表参道や代々木公園で行われていることも知りました。いつか参加してみたいです。なかなか知ることができないことを学べたのでとても貴重な経験でした。