アンネのバラ委員会 映画上映会

2016.11.01

アンネのバラ委員会では、今年の記念祭で「子どもたちを救うために」というテーマで発表を行います。それに先駆けて、10月28日(金)、『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』という封切前の映画を上映させていただくことになり、鑑賞会を行いました。この映画は、第二次世界大戦開戦直前に、チェコスロバキアのユダヤ人の子供たちを救うためにイギリスに移送する「キンダートランスポート」を行ったニコラス・ウィントンという人物が主人公のドキュメンタリーです。当日は、上映前にまずマティ・ミナーチュ監督からアンネのバラ委員会に向けて、ビデオメッセージが流されました。そして配給会社エデン代表で映画評論家江戸木純氏の解説がありました。また本編上映後は、成城大学名誉教授で「キンダートランスポート」を研究なさっている木畑和子先生に、当時のユダヤ人たちが置かれていた状況など、歴史的な背景を解説していただきました。以下に生徒の感想をご紹介します。

 

この映画を見て、ニコラス・ウィントンさんが必死で子どもたちを助けようとしていたことを知りました。ニコラス・ウィントンさんが子どもたちを助けようと頑張っていた姿、子どもの親が子どもだけは何としても助けようとしていた姿がとても印象に残りました。子どもへの思いが強かったのだと感じました。また、ニコラス・ウィントンさんの精神が今もうけつがれているのはとてもすてきなことだな、と思いました。私は、この映画を見て、改めて人を助けることはとても良いことだな、と感じました。小さなことでも良いから、人を助けたり、笑顔にすることができたらいいなと思います。この映画をみることが出来てよかったです。(中3)

フェンシングのイギリス代表、そしてロンドン証券取引所の若き仲買人、そんなエリートのニコラス・ウィントンが、なぜ自ら危険を冒してまで、それまで縁もゆかりもない子どもたちを救おうとしたのか。これは、私が今回アンネのバラ委員会を通して、ニコラス・ウィントン、そしてキンダートランスポートの存在を知って以来、根本的な疑問であった。それがこの映画を見て、その疑問についての答えを得たような気がする。ニコラス・ウィントンに救われた子どもたちは、悲しい別れや異国での慣れない生活を経験しながら成長し、その後、世界各地へ拡散して大家族を営み、それぞれの分野で大きな活躍をしている。そして、その仕事の傍らで人々を救う様々な活動に携わっているのだ。ニコラス・ウィントンの小さな善意が、私たちの生きる“今”そして“未来”へとつながっている。ニコラス・ウィントンは、当時の暗い世界の中で、子どもたちに“未来”と“無限の可能性”を見出していたのではないだろうか。これが、私がこの映画を見て見出した答えだ。(高二)

 

『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』

11月26日(土)より全国一斉ロードショー  以下のURLは公式HPのものです。

http://nicholaswinton.jp/

%e4%b8%8a%e6%98%a0%e4%bc%9a1 %e4%b8%8a%e6%98%a0%e4%bc%9a4 %e4%b8%8a%e6%98%a0%e4%bc%9a3 %e4%b8%8a%e6%98%a0%e4%bc%9a2

留学カウンセリング開始!

2016.10.03

女学館では異文化相互理解センターで、毎週月曜日の昼休みに留学カウンセリングを行っています。情報の集め方、留学の時期、留学後の勉強についてなど、留学を決めた人もまだ迷っている人も対象で、個別面談やグループ面談の形で相談に応じ、きめ細かくサポートしていきます。海外の提携校への留学を初め、短期、長期、さまざまな形で留学に挑戦する生徒が増えており、また、海外の大学に進学する卒業生も年々増加傾向にあります。

img_5391 img_1668 image1 14%e3%82%a4%e3%82%ae%e3%83%aa%e3%82%b9%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e6%b4%be%e9%81%a3%e7%95%99%e5%ad%a6%ef%bc%88%e6%a0%a1%e8%88%8e%e5%a4%96%e8%a6%b3%ef%bc%89 14%e3%82%a2%e3%83%a1%e3%83%aa%e3%82%ab%e5%ad%a6%e6%a0%a1%e6%b4%be%e9%81%a3%e7%95%99%e5%ad%a6%ef%bc%88%e7%a7%91%e5%ad%a6%e5%ae%a4%ef%bc%89

タスマニア夏季研修レポート5

2016.09.09

国際学級の生徒によるタスマニア夏季研修のレポートの最終回となります。

今朝は7度という寒さの中、起きるのが精一杯でしたが、今まで見たことがないほどきれいな朝日を見ることができました。ファーン校での滞在が最終日である今日の1、2時間目は課外授業でした。美容学校の生徒さんたちがファーン校の生徒のネイルを塗るという内容でした。ファーン校ではさまざまな課外授業を通して、将来自分がやりたいことを見つけられるように、生徒にこういったことを体験させているそうです。3、4時間目は歴史の授業で、将来オーストラリアで重要視されるテーマや問題についてエッセイを書いていました。私のデイホストは気象の変化について書いていました。5、6時間目は微生物学の授業で、専門用語が多かったので電子辞書がとても役に立ちました。昼休みのグッドバイパーティーでは、ホストシスターたちやデイホストたちと食べたり飲んだりしながら、音楽の話で盛り上がりました。ファーン校では、日本では経験できない授業を受けたり、女学館との共通点を探したりしました。私たちがファーン校に来たことで、少しでもファーンの生徒さんたちが日本に興味を持ってくれたらいいなと思います。私にとって忘れられない、とても大切な5日間になりました。

滞在の最終日は、Mrs.Macquarie’s Pointとニューサウスウェールズ州立美術館とオペラハウスとシドニータワーに行きました。特に印象に残ったことが二つあります。初めは美術館です。そこには東京女学館の卒業生であるパーリンソン恵子さんがいました。パーリンソンには主に三つのテーマの絵について教えていただきました。一つ目はオーストラリアの歴史や文化がわかる絵です。絶対に覚えておいたほうがよい絵の題名は “on the wallaby track”です。画家の名前はフレドリック・マックカビンです。この絵に描かれていた葉っぱが、からっとしているところがオーストラリアらしいとおっしゃっていました。二つ目はアボリジニの絵です。アボリジニの絵は独特で、点で表す絵が多かったです。三つ目は、日本の浮世絵です。日本人なのに日本の絵画のことについて説明できなかった自分が悔しかったです。そのため、日本人としてもっと日本のことを詳しく説明できるよう勉強したいと思いました。私たちはその後、パーリンソン恵子さんの貴重な体験談を伺い、アドバイスをいただきました。「英語はとくにしっかり勉強してください」「自分の好きなことを見つけてそれを伸ばすこと」などです。他にもたくさん教えていただけたし、芸術についても一つ一つの作品について丁寧に教えていただきました。芸術が好きになったし、芸術に触れる時の鋭い観点や思いの深さを知ることができました。彼女ははつらつとしていて明るく説明も上手でした。こんなにすてきな大先輩のいることをとても誇らしく思います。

次にオペラハウスのことが心に残りました。オペラハウスはさまざまな工夫が凝らされている壮大な建物です。あやさんという日本人の方で案内をしてくださいました。パイプオルガンはパイプが1万本以上あり、一番長くて9メートル(3階建ての高さ)、一番短くて小指の長さまであるそうです。また日差しが強くてガラスが膨脹してもシリコンで調整できたり、タイルが風雨で自動的にきれいになる工夫などにも驚かされました。

私はシドニーでもとてもたくさん勉強できたと思いました。たくさんのことを知ることができて良かったです。またタスマニアに来たいと思える、有意義な短期留学でした。生きた異文化学習ができたし、自分の将来についても考えられました。この旅を通して、改めて自分の目標を決めることができました。

img_2243_r img_2270_r img_2284_r img_2301_r

タスマニア夏季研修レポート4

2016.09.08

生徒によるタスマニア夏季研修レポートの第四弾です。

今日は学校がお休みだったので、一日中ホストファミリーと過ごしました。

まず朝ごはんを近くのドーナツ屋さんで食べました。まだ朝8時ごろだったのにもかかわらず、すぐに満員になりました。そこでチョコレートキャラメルドーナツを食べました。

日本とは違ってかなりボリュームのあるものでした。その後、サラマンカマーケットという大きなマーケットへ行きました。サラマンカマーケットは毎週土曜日にだけひらかれるもので、洋服屋さん、アクセサリー屋さん、食べ物の屋台など、さまざまな種類のお店が並んでいました。たくさんの人が来ていてとてもにぎわっていました。日本のおまつりの屋台を歩いているような気分でした。そこで友人や家族のおみやげをいくつか買って、オーストラリアで有名なミートパイを食べました。日本にもこのようなマーケットがあればいいのにねとホストシスターと話しました。その後はショッピングをしました。町を歩いていると、楽器を演奏しながら歩いている人や、とてもカラフルな洋服を着た人が歩いていたりして、明るい雰囲気でした。また、日本とは違って、横断歩道を渡れる時間が10秒ほどしかなく、驚きました。そして、ウェリントンという山の頂上まで車で30分ほどかけて行きました。雲と風で頂上から景色はあまり見ることができませんでしたが、周りの木が低くて細かったり、岩がたくさん木のまわりにあったりして、新鮮でした。それから夕食までの時間はホストファミリーと過ごし、夜はホテルのレストランでとてもおいしいステーキを食べました。いろいろなことを体験できた濃い1日となりました。とても良い思い出になりました。

image-2 image-1

 

タスマニア夏季研修レポート3

2016.09.07

生徒による国際学級タスマニア夏季研修のレポートの第三弾です。

今日は遠足の日でした。まずはOld Hobart Townを見学しました。ここでは囚人と軍人が最初にやってきた時に作った町の様子をミニチュアで再現していました。ホストシスターと一緒にクイズを解きながら見学しました。全体的にとてもヨーロッパ風で、タスマニアがイギリスの植民地だったことが改めて感じられました。次にリッチモンドブリッジを見学しました。これは、ホバートの中でもとても古い橋です。ヨーロッパにもありそうなきれいな橋でした。そして、動物園に行きました。生まれて初めてタスマニアデビルを見ました。タスマニアデビルを初めて見て、とてもかわいいなと思いましたが、タスマニアデビルがヒヨコを丸々一匹食べているのを見て、やっぱりデビルだと思いました。最後にロッククライミングをしました。ロッククライミングは2度目でしたが、思っていたより難しく、かなりコツが必要でした。忙しい1日でしたが、とても充実していました。

image image-2 image-1

 

 

タスマニア夏季研修レポート2

2016.09.06

国際学級のタスマニア夏季研修、生徒によるレポートの第2弾です。

今日はファーンの制服を着せていただきました。髪にリボンをつけることができて、とても嬉しかったです。私は1時間目にフランス語、2時間目に数学を受けました。3、4時間目に簡単な日本語で、高2と高3の生徒たちに女学館についてスピーチをしました。みんなで一生懸命準備し、練習したのでうまくできて良かったです。他にもタスマニアにある他校やファーン校の校則を紹介してもらいました。ファーンの中学校では、昼休みは外で過ごさないといけないなど、女学館とは違う校則について聞けました。昼休みにはデイホストとその友達とたくさん話をして仲良くなれました。5、6時間目はダンスの授業に参加しました。夜はサラマンカに行って外食をしました。今日1日でたくさんのファーンの生徒と話をして、仲良くなることができて良かったです。image-1 image-2 image-3 image

タスマニア夏季研修レポート1

2016.09.05

国際学級の中3の生徒たちが8月21日より30日までタスマニア夏季研修に出かけました。

有意義な日々の様子を生徒によるレポートでご案内いたします。

朝の気温は約4度!とても寒くて凍えました。だいぶ緊張もほぐれてきて、ホストシスターとの距離も縮まりました。私は中2の授業に参加しました。1限は数学で既習範囲だったので、簡単でした。2限のフランス語は女学館にはない授業だったので、とても新鮮でした。i padを使った授業で日本とは全然違うと感じました。昼食は皆で一緒にお好み焼きを作りました。みんな日本語で挨拶をしてくれてとてもうれしかったです。午後には全校生徒の前でプレゼンをしました。とても緊張しましたが、今までで一番の出来でした。そして5年生に折り紙を教えました。みな、日本語がとても上手で楽しかったです。明日はファーンの制服を着るのがとても楽しみです!

image-2 image-1

 

 

 

 

アメリカ文化研修 プレゼンテーションのご案内

2016.08.15

今年も7月22日(金)から8月8日(月)までの18日間、高一の27名がアメリカのオレゴン州に文化研修に行って参りました。10月22日(土)2時から開催されるオープンスクールでは、研修の様子を生徒たちがプレゼンテーションする予定です。この研修ではウィラメット大学に隣接するTIUA(東京国際大学アメリカ校)の寮に宿泊し、多彩なプログラムに取り組みます。現地ではネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業を受け、地元の高校生たちがメンターとして共に活動し、1日中英語をツールに生活します。アメリカの歴史や「成功」についてのレクチャー、女性判事や弁護士による講演会、地元商店街でのインタビューなどの他、週末は現地のホストファミリー宅にホームステイします。また大自然や先住民の文化に触れるセントラルオレゴンへの小旅行もあります。研修の最後の3日間は「女性が社会で働く」ことをさまざまな角度から学びます。地元企業への訪問、ワーキングマザーの講演、特にJob Shadowingは日米の働く女性のあり方や、社会制度の違いについて考えさせられ、自ら進路を切り開き職業観を確立する契機となります。今年の生徒たちが、何を見、何を学んできたか、是非生の声に触れてください。

中2国際 English Camp

2016.08.08

国際学級の中2は毎年夏休みの3日間、学校でEnglish Campに臨みます。レベル別の四つのグループに分かれ、英語のみを用いて、調べ、まとめ、ディスカッションを行い、最終日には保護者もお招きした発表会でプレゼンテーションを行います。以下に生徒の感想をご紹介します。

クラスが4つのグループに分かれ、それぞれに外国人の先生がついて授業をしてくださいました。授業内容は自己紹介から始まり、英語での会話やディベートを行いました。ディベートはさまざまなテーマから自分の意見や主張を考え、すべて英語で発表しました。ディベートをしていて考えたのは、日本人はシャイだから、自分の意見を言うのをためらったり、口ごもったりしてしまうので、説得力がなくなってしまうということでした。けれども、ネイティブの先生方に、よりよく発表を行うための方法を教えていただいたため、改善することができました。今回の経験を活かして、英語を使って積極的に自分らしい意見を述べていきたいです。

エンパワーメントプログラム

2016.08.03

今年も7月18日から22日の5日間、ファシリテーターの先生1名とアメリカのトップレベルの大学から女子学生をお招きして、エンパワーメントプログラムが行われました。参加者は本校の中3から高二の26名です。

このプログラムでは、ネイティブの大学生を指導者に、5日間、英語のみを用いて資料を読み込み、ディスカッションやケーススタディ、ミニプロジェクトを行います。

以下に挙げるのは参加生徒の感想です。

少し英語力が伸びるといいなと軽い気持ちで参加した私は初日から大きな衝撃を受けました。留学経験のある友人たちはオールイングリッシュにたじろがず、どんどん会話を成立させていきます。このままではだめだと俄然意欲がわきました。相手の発言がほんの少ししかわからなくても、グループリーダーの女子大生が丁寧に導いてくれます。笑ってうやむやにすませるのではなく、正直にわからないと意思表示することで自分にも仲間にも益があることがわかりました。発音もすぐ修正してもらえるし、絵やジェスチャーで単語の意味を理解させてくれるので、ボキャブラリーを増やす絶好の機会になりました。緊張はしますが、勇気を出して発言することで目に見えて得られるものがあります。自分の言葉が相手に伝わった時の喜びを一つ一つ実感でき、自分が成長していると感じるとても価値ある体験となりました。