国際学級の進路とキャリア

確かな英語力を身につけ、資格を得て、進路を切り開いていきます。

進学実績について

国際学級 上位大学進学状況(現役生)

国際学級でのスキルや経験を生かしたキャリア

国際学級生は大学等へ進学したのち、国際学級ならではのスキルや経験を生かしたキャリアにつく人が大勢います。実際にそうしたOGの方にお話を伺いました。

国際学級で、国際貢献について多く学び、国際機関で働きたいと考え法的視点からの国際協力に興味をもつようになりました。卒業後は、早稲田大学の法学部に進学。その後、早稲田大学のロースクールに進学。大学院でも、難民クリニックやJICAカンボジアへ行き、インターンとなっています。
在学中にLLM留学、そしてNYBarを取得することを目指し、現在は派遣生として決定し、提携校であるカリフォルニア大学ヘイスティングス校への夏からの留学に向け目下準備中です。
現在、早稲田のロースクールで、ジェンダー法研究会の副会長を務めています。振り返ってみると東京女学館の教育目標『人と社会に貢献する女性の育成』に大きな影響を受けたことを実感しています。お陰でいつでも好奇心と意欲を持ってさまざまなことに果敢にチャレンジできています。国際学級では様々な国や文化に触れて育った生徒さんが多く、多様な考えや経験を持った友達と6年間生活していくことで、考え方の幅や視野が大きく広がりました。私の代では特に、「多様性」を受け入れることを皆が心がけ、大切に思っていました。
法の目的のひとつとしてマイノリティーライツの保護がありますが、こうしたマイノリティーライツの保護をしたいと思うようになった背景には、間違いなく、国際学級で学んだ多様性を受け入れる精神が大きく影響しています。 人格を形成し、進路を決定する大切な時期に、国際的な視野や自分なりの社会貢献のあり方を真剣に考えられたことは私の人生にとって大変貴重なことであったと思っています。
(2016年4月取材)

本校の国際学級を卒業後、カリフォルニア芸術大学を卒業し、Pixar Animation Studioのインターンシップを経て現在Netflixで仕事をしています。
アメリカの大学に入って2年が立ち、こちらでの就職を具体的に進めていますが、今、実感しているのは、東京女学館の国際学級に在籍して中学高校時代を過ごせた意味の大きさです。日本の一般的な学校生活を営みつつ、欧米文化をも身につけられる環境はとても希有だと思います。
海外に来て痛感するのは、やはり自分はいついかなる時も日本人なのだということ。どんな授業を選択しても、欧米人と同じ量、同じ質の仕事をこなしても、周りは私のことを日本人と捉えます。その時に日本人としての帰属意識が自分の中にあるかどうかはとても大切なことです。
また、その意識を支えるに十分な知識、そして思い出があるかどうか。あらゆる場面で国際化が叫ばれる中、自国の文化を固持しようとしている人がいます。けれども、それでは互いにお国自慢を押し付け合うことになってしまいます。アイデンティティが問われるのはむしろ他の文化を受け入れるときです。相手を理解して良い所を取り入れていく、その時にちゃんと核として自国への帰属意識が明確にあるということ。国際学級では欧米の中高生が実際に勉強する内容を多く用いていますが、欧米人になろうとしているわけではありません。あくまでも日本人の立場から欧米の言語と文化を学んで知見を広める事が目的だったのだと今改めて実感しています。英語力だけを身につけるのであれば出来るだけ幼いうちから海外に住んで現地の学校に通うのが良いでしょう。けれど国際学級の真価は英語学習だけにはないと思います。
国際学級で学びながらも、私たちは常に普通の日本の女子校生でした。行事も部活も全て他の学級の生徒と一緒にこなしました。そうして過ごした日々が今も、私に日本人としての、そして真の意味での協調性をもった国際人としての確かな足場を与えてくれます。
(2016年5月取材 2018年11月加筆)

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