授業の特色

世界に目を向けた教育を行う国際学級。英語文化に触れ、世界に通要する英語力を磨きます。

3つの特色

Practical English

国際学級の英語は、「ツール」、すなわち、英語で読んだり書いたり話したり、その他の活動や思考などを行う場合の道具であるという位置づけです。具体的には、語彙力と文法力が言語活動を行う上での道具の基礎となり、この土台を築きながら、6年間で「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能のバランスの取れた実践的な英語運用能力を養っていきます。言語活動を行う基盤となる「ツールとしての英語」を育成します。北米のカリキュラムに基づく独自のLanguage Artsの授業が最大の特徴です。文法ベースではなく内容ベースの授業で、テキストを元に様々な言語活動を通して内容を理解していきます。まるで国語の授業のように展開される英語の授業。母語のように高い力を形成していきます。使用するテキストは主に英語圏で出版されている小説、英字新聞、雑誌、インターネット教材などです。授業の中にはディスカッション、プレゼンテーション、英語劇なども含まれ、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能をバランス良く身につけます。中学では、英語経験別に3グループに分け、ネイティブ・スピーカーと日本人英語教員の3名がチームで担当します。英語の授業をはじめ、国際学級の活動はグループワークを多用しています。


  • 国際学級で使用されている英語教材

  • 中1,中2の国際学級対象の言語技術習得の授業

  • 夏休みに行われた英語キャンプ

International understanding

多彩な構成メンバーによる多文化コミュニティと異文化相互理解。2004年に開設された国際学級は、北米のカリキュラムをもとにした独自の英語教育を行っていることが大きな特徴であり、1クラスの中に様々な国で学んだ生徒がいます。滞在国は約15カ国におよび、多彩な文化圏を背景に持つ生徒たちが多文化コミュニティを形成しています。日本での、あるいは海外でのお互いの経験を共有し、学び合うことができるクラスです。人の話をきちんと聞くことだけでなく、プレゼンテーション能力や自己表現力も高めていきます。留学プログラムとして、高一の希望者から、学業・生活全般に優れている生徒を選抜し、アメリカの名門女子校2校に2名(1校1名ずつ)を1年間派遣します。タイ、マレーシア、アメリカなどの提携校とも交流を行っており、短期滞在、短期留学も受け入れています。国際学級では、海外からの訪問があった場合、提携校の生徒たちに授業を見学してもらうのみならず、特に英語の授業では一緒にディスカッションをしたり、国際の生徒による企画・運営での交流プログラムを行ったりしています。多くのご家庭が外国生徒のホストファミリーを体験されます。日本はアジアの一員であり、アジアの文化を見る目を育てるという観点から、高一では希望があれば第二外国語(中国語または韓国語)を選択して学ぶ機会があります。


  • 海外からの短期留学生の受け入れ

Inclusive Leadership

女学館全体でも掲げているリーダーシップ教育ですが、国際学級ではさらにリーダーシップの形成を推進しています。女学館のリーダーシップはインクルーシブ・リーダーシップ(Inclusive Leadership)、 すなわち、人の上に立つばかりがリーダーなのではなく、各自がそれぞれの役割を認識して責任を持って取り組むことが大切であるというもので、もちろん率先してグループを引っ張っていくリーダーも必要ですが、皆を支える縁の下の力持ち的な役割も同じように重要であるという考え方です。一人一人が自分の役割を果たし協力するという意味で全員がリーダーなのであり、そのような社会的責任を担うリーダーを育てることを目指しています。受け身にならずに積極的に活動に関わっていく姿勢が形成されます。具体的な実践として、国際学級では授業やホームルーム活動においてグループワークを多用し、オープンスクールや記念祭など、クラスで協力して英語・日本語でプレゼンテーションを行う機会を多く設けています。


  • オープンスクールでの生徒による国際学級の紹介。

英語授業

英語文化に触れながら基礎力を習得 中学校(Middle School)

文法や語彙の土台を築きながら、読む、聞く、話す,書くの言語活動をバランス良く取り入れて、実践的な英語運用能力を養います。中学3年生までに全員が英検2級をクリアできることを目標とします。北米のLanguage Artsをもとに独自のカリキュラムを実施しています。グループワーク・プレゼンテーションなど欧米スタイルの授業(協同学習)を取り入れています。

Point
● Language Artsの授業では、ネイティブスピーカーの教員と日本人教員の3人チームで担当。レベル別に3分割で授業をします。単元によっては全員で学習することがあります。Language Artsをより深く理解するために、中1・中2で「言語技術」を実施しています。
● 英語の文化に触れる内容を多く学習し、ディスカッションやプレゼンテーション、英語劇などを行います。
● 英語の他に美術の授業も英語で行います。それによって幅広い英語の表現力を育みます。
● 中1・中2のクラス担任は、英語を母国語とする教員と日本人教員の2人体制をとっています。

  • 中2ディベート。もちろんすべて英語で行われます。
    生徒達は白熱し、まだまだ話し足りないようでした。

世界で通用する高度な英語力を磨く 高等学校(High School)

受験英語だけでなく、より高度な読み物を使って話し合いやエッセイ執筆などを行います。またスピーチを一人ひとりが行って、相互に評価しあいます。英語教材は大学レベルのものを読みこなします。高等学校卒業時には、多くの北米の大学の外国人入学レベルであるTOEFL iBT=80をクリアできる英語力を目標とします。高一では、アメリカの提携高校に1年間の留学制度があります。

Point
● 日本人教員による文法の授業と、ネイティブスピーカー教員による授業に分かれます。必修英語で文法の理解を深めながら、広い分野の英語の読み物に挑戦します。また、ディベート、ディスカッション、エッセイなどで、英語の表現力を高めます。
● 必修の英語の授業の他、Speech&Debate/Advanced Reading/Advanced Writingなどの選択授業もあります。国内の大学を目指す生徒は、一般文系コースの選択科目からも選択できます。
● 高一の美術の授業は中学校と同様、英語で行います。

国際学級