生徒会の仕組み

生徒会は中学校・高等学校、独立した組織でありますが、互いに協力しながら活動を進めています。

東京女学館の生徒会は、中学校・高等学校、それぞれが独立した組織であり、かつ多くの場面で互いに協力しながら、進めています。生徒会組織図も中学高校が左右対称のように同じです。クラブに関しては、中学・高校両方にまたがる「クラブ部長会」が存在し、その代表である「クラブ幹事会」が、約35のクラブと同好会をまとめています。

さて、生徒会の組織ですが、生徒総会を最高の議決機関、代表会議を常設の議決機関とし、10の各委員会の正副委員長と代表会議正副議長、そして生徒 会長・副会長が属する24人の「執行委員会」が生徒会活動をリードする活動の柱となっています。その執行委員会の正副委員長を兼ねているのが生徒会長・副会長です。執行委員には、それぞれの担当委員会の仕事以外にもいろいろな仕事がありますが、募金・あいさつ運動・会則見直しなどのほかにも、執行としての企画、立案、また、バスの乗降整理、講堂朝礼での呼びかけなど、日常的な仕事もあります。オープンスクールや記念祭といった対外的な行事においては、生徒会活動 の全体像を紹介しています。一年間の任期の中で、それぞれが数々の行事をこなしつつ、大所帯ながら協力して取り組んでいます。

組織図

組織図

代表会議・各委員会の仕事と特徴 ~中高共通~

代表会議

執行委員会や各委員会、クラスから出された議題を審議する会議であり、大変重要な役割があります。週一回の代表会議では、バスの乗り方や食堂・エレベーターの利用法など、学校生活における改善すべき点についても恒常的に話し合っています。また、行事においても体育大会審判、記念祭受付など、責任ある仕事を担当し、生徒会選挙では選挙管理委員会の役割も担っています。各クラスの委員の中で、代表会議議員のみ「代表バッジ」があります。

執行会計

執行会計は、文字通り生徒会会計を担うと同時に執行委員としての活動を行っています。主な仕事は予算・決算の作成および執行としての活動です。正確性や几帳面さが求められ、会計処理について学ぶことができます。

新聞委員会

正・副委員長を中心として、委員全員で中・高別に学校新聞を作り上げます。基本的に学期に1回発行しており、中学は手製、高校は印刷屋さんに発注しています。記事案の作成、記事の執筆はもちろんのこと、紙面構成・レイアウトなども工夫すればきりがありません。最近ではパソコンの発達で、自分達の力だけでも かなりの形のものが出来るようになっています。また、大きな行事やニュースに際しては、「号外」も発行しています。体育大会の記録採点係、記念祭のポスター展の係など、行事の時もその力をおおいに必要とされています。今後は「取材・報道(放送委員会との連携)」にさらに力を入れていきたいと考えています。

生活委員会

服装や持ち物に関する「生徒会諸規則」についてクラスで出た意見は、全て生活委員会で話し合います。話し合った結果、原案を作成し、執行委員会・代表会議を経て諸規則を検討・改正することもあります。また、生活面での問題についてはスカート丈をはじめいろいろな呼びかけ・チェックなども日々行っています。 みんなが日々お互いに気持ちよく過ごせるため、生活を見つめる委員会です。

美化委員会

生徒みんなが気持ちよい環境ですごせるよう、校内美化の中心となって活動しています。普段の掃除の用具の管理、また、教室用の植物栽培も行っています。体育大会では用具係として色々な用具を準備し、ゴミ持ち帰り運動も推進しています。記念祭でも校舎内の清掃係として期間中の美化を心がけ、縁の下の力持ち的 な仕事ですが、日々の快適さのために頑張っています。

図書委員会

図書委員会は、図書館のカウンター当番など、図書館での仕事がもちろん主です。本の好きな人、本に親しみたい人にぴったりの仕事です。図書館以外でも、各教室に置いてある学級文庫(10冊)の管理も行っています。記念祭でも古本市を行い、皆さんにより本に親しんでもらうため頑張っていますが、記念祭準備と 後片付けの際の「机移動」係としての「雄姿」も、年々定着してきました。中学・高校が連携し、班を作って活動していることも特徴です。

文化委員会

委員会では生徒の皆さんに楽しんでもらうために、中1・高一の歓迎会、中3・高三の送別会(中参会と高三壮行会)などの運営・進行など様々な行事を企画・運営しています。また、ビデオ上映会など、新たに自分たちで企画した行事を実施することもできます。多くの創造的な仕事に携わることで、大変さとは比べものにならないほど、大きな充実感を得ることができます。講堂の使い方、機器の使用法についても、放送委員と並んで「強い」委員会です。

保健体育委員会

女学館の2大イベントの1つ、体育大会を仕切ります。2学期が始まるとすぐに準備にとりかかるので、その時期は忙しいですが、終わった後の達成感はたまりません。1学期はじめの球技大会でも、司会・進行を行います。その他、3学期にはマラソン大会やドッヂボール大会などを催すこともあり、学校生活における「運動・体育」全般に関わっています。もう一つ、「保健」の部分でも風邪防止対策を中心に生徒の皆さんの健康を考えて取り組んでいます。また、普段の体育の授業では、移動や準備運動など保健体育委員がクラスをリードしています。女学館の「元気印」です。

放送委員会

学校の放送に関する仕事を一手に引き受けています。お昼・放課後の放送はもちろん、講堂での行事の時の音響、体育大会はじめ、諸行事の放送なども担当して います。各イベントのビデオ撮影や編集作業、選挙の際の政権放送撮りもしています。放送機器の発達している今、大きな可能性を秘めた委員会です。

記念祭実行委員会

毎年11月に行われる「記念祭」。年毎にテーマを決め、1学期から時間をかけて準備に取り組んでいます。記念祭実行委員会は、この記念祭全体を作り上げる中心となる委員会です。中1から高3まで、1学期は主にイメージを膨らませながらさまざまな企画を練り、夏休みの終わりからいよいよ実働開始!です。女子校とは思えない道具使い?で、何でも作っていきます。記念祭の発表は各クラブの活躍が大きく支えていますが、記実は中2の各クラス発表、有志発表を主導しました。縁日、そして「館祭」のイベントづくり、またパンフレット作成も手がけ、記念祭全体をひとつのものにしていきます。2学期は休日登校も多く、記念祭当日も多忙を極めますが、同時に、深い深い充実感と友情が育まれ、大満足です。だからでしょうか、「経験者」の多い委員会です。

書記局

書記局は、執行委員会はじめ各委員会の書記をつとめ、記録を残す仕事をしています。地味ですが、とても重要な仕事です。その他に、各委員会で必要なプリン トの印刷、委員や行事ごとの係一覧表などの作成もしています。委員会では、はじめに各担当委員会の分担を決め、委員は自分の担当委員会に出席することになります。常に縁の下の力持ち的な役割を果たしており、なくてはならない大事な仕事です。ちなみに、書記局の正副委員長は「局長」と「副局長」です。

特別委員会

ボランティア学習委員会

ボランティア学習の推進を目的に、平成13年に発足、追加された特別委員会です。各クラスに委員または連絡係を置き、「特別委員会」という位置づけで生徒の自発的なボランティア活動の活性化のために活動しています。夏のボランティア体験の呼びかけ、記念祭での取り組みなどの他に、オープンスクールでの校内案内のお手伝いもしています。

アンネのバラ委員会

「アンネのバラ(Souvenir de Anne Frank)」は、『アンネの日記』の作者アンネ・フランクをしのび、ベルギーで生まれたバラです。1972年にアンネの父オットー・フランクさんによっ て日本に贈られました。その後、接ぎ木などによって増やされた苗が、平和を願う人から人へと伝えられ、今は日本全国で育てられています。

本校へは、1999年6月、広島県福山市にあるホロコースト記念館から届けられました。これをきっかけにアンネのバラ委員会は発足しました。現在、委員会は中1から高三までの約40名の有志によって構成されています。水やり・草むしりといったバラのお世話をするだけではなく、それを通じて広く平和に関する学習も行うようになりました。現在は、「愛吉・すずのバラ」(第五福竜丸の犠牲者ゆかりのバラ)や「コルベ神父のバラ」(アウシュビッツで身代わりの死を選んだ神父のバラ)、また「ピース(平和)」「プレイ(祈り)」といった平和にまつわる名前のバラも育てながら、平和への思いを深めています。

ビオトープ委員会

ビオトープとは、ドイツ語の造語で、野生生物の空間を意味します。本校のビオトープは、平成12年に実行委員会をつくってその設計から携わり、平成13年に完成しました。池を中心にしたビオトープで、その中には野生メダカ,フナ,クチボソ,ヤゴ,ミズカマキリなど多くの野生生物が生息しています。実行委員会では、これらの生物の分布調査などを行っています。

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