卒業生との対談

東京女学館の6年間で身につけたのは、マナーや品性をそなえた美しい知性でした。

東京女学館OGのみなさんに、女学館独自の教育や学校生活など
在学中の思い出や6年間で得たこと、後輩の方へのアドバイスを語っていただきました。

石畑 渚さん 慶應義塾大学 法学部 3年 留学先の高校で女学館でやってきた英語が通用して感激。

[人と社会に貢献できる女性を育てる]

校長女学館は今年で創立129年を迎えます。高い品性をa備え人と社会に貢献する女性の育成を教育目標として掲げており、女学館生からは品性を感じると言われますが、みなさんはいかがでしたか。

石畑振る舞いや品性はなかなか意識して身につけることができません。卒業して、自分がいい意味で他の人と違うと感じました。

岩本女学館生の頃は気づかなかったのですが、大学でいろいろな立場の方に言葉遣いやお辞儀、座る時の椅子の扱いが綺麗と言われ、教育目標の品性が生きていると思いました。

岩本 紗英さん 東京外語大学 言語文化部仏語学科 女学館で一緒に多感な青春時代を過ごした仲間は、生涯の友。

[勉強、部活、友情を育む6年一貫教育]

校長6年という歳月の中で小さなことを日々積み上げていく。式のたびに歌う校歌はその典型。感動的なくらい歌い方が綺麗になっていきます。また6年間受験がなく、ゆっくり、着実に成長できる教育プログラムになっています。

水本6年一貫教育は自分が何をしたいか考え、打ち込めるゆとりがあります。チャレンジできる時間があり、友達との関係もより深めることができました。

石畑国際学級は中学の時は英語が3クラスに分かれ、私は最初は一番下でしたが上に行く!という気持ちが生まれ、6年間で英語力を高めることができました。

[思い出に残る授業、学園生活]

水本心に残っているのは、中1で係となった"友達作りワークショップ"。中学生には様々な不安があり、その友達作りを心理学の先生とサポートするというもので、心理学に私自身も助けられました。

岩本中3の時にシェイクスピア時代の古典英語でロミオとジュリエットをやりました。難解だったからこそ英語の面白さに気づかされました。難しい毎週の単語テストもやり続けた結果、高二で英検1級を取ることができました。

石畑書道部の私は中2の時に流行っていた書道ガールのようなパフォーマンスをやろうと先輩と相談。大きな紙を用意、重い筆で周りに墨が飛ばないよう勢いのある字を書くのは大変でしたが、先輩と始めたことを発展させ、多くの人に来ていただけたのはうれしかったです。

[新しい時代のリーダーを養成する教育]

校長女学館では、強い力、個性のある人が力や個性でリードするこれまでのやり方ではなく、自分が属する集団全体が向上するような働きかけができる人を育てる、インクルシブリーダーシップ教育を進めています。みなさんはどう考えますか。

水本リーダーとは全体として今何をすべきかを考えそれが実行できる人。その人の思いとやらなければいけないことをうまく繋げられる人ではないでしょうか。

岩本大学のクラシックバレエ部で先生を招聘せずお互いに教え合い、現場も自分たち2年生が執り仕切っています。公演の際は振り付けや舞台設営も分担し、個々が自分らしく動けてかつ一つの舞台ができるように全体を見ながら仕切る。それがリーダーだと思います。

校長自分が自分のためにではなくみんなを想い、みんながそれぞれの役割を果たして物事を成し遂げていく。とても大切なことを実践してくれています。中高がその土台になっていて嬉しいですね。

水本 花恵さん 早稲田大学 教育学部(初等教育) 中高一貫の6年間はお互いの成長や個性を共に認め合える時間。

[女学館の6年間で培われたもの]

水本学校内でのさまざまな活動を通じて人と意見がぶつかることもありましたが、自分の意見と人の意見をうまく調整するなど、人との上手な付き合い方ができるようになりました。

岩本きちんと挨拶する、目を見て話す、そういう人としての基本。勉強も朝読も、毎日毎日積み重ねていく。課題はきちんと出す。すべて女学館で教わりました。

石畑自分で課題を設定しクリアしていくことを女学館で学びました。大学でもいろいろな課題が出ますが、それを自分で解決する、解決できなくても次に繋げていく。そんな能力が身につきました。

[後輩のみなさまへのアドバイス]

石畑中1から英語を重点的に学べ、そして高い品性と志、日本女性として世界に出ても恥ずかしくないような大人の女性になれる教育が受けられる素晴らしい学校、それが女学館です。

水本自分の好きなことを6年間、中高と続けてやれる最高の環境が整っています。入学したらぜひ自分の好きなことにチャレンジしてほしいと思います。

岩本ここには女学館が何よりも大事にしている品性を磨くという空気が存在します。広尾の落ち着いた場所で6年間、青春時代を送れるのは魅力です。

校長今、学校で取り組んでいることがこうして卒業生たちから語られると、女学館が生徒と一緒に作り上げてきたものが手応えある形で継承されている、つくづくそう思いました。うれしいですね。

進路指導