タスマニア夏季研修レポート5

2016.09.09

国際学級の生徒によるタスマニア夏季研修のレポートの最終回となります。

今朝は7度という寒さの中、起きるのが精一杯でしたが、今まで見たことがないほどきれいな朝日を見ることができました。ファーン校での滞在が最終日である今日の1、2時間目は課外授業でした。美容学校の生徒さんたちがファーン校の生徒のネイルを塗るという内容でした。ファーン校ではさまざまな課外授業を通して、将来自分がやりたいことを見つけられるように、生徒にこういったことを体験させているそうです。3、4時間目は歴史の授業で、将来オーストラリアで重要視されるテーマや問題についてエッセイを書いていました。私のデイホストは気象の変化について書いていました。5、6時間目は微生物学の授業で、専門用語が多かったので電子辞書がとても役に立ちました。昼休みのグッドバイパーティーでは、ホストシスターたちやデイホストたちと食べたり飲んだりしながら、音楽の話で盛り上がりました。ファーン校では、日本では経験できない授業を受けたり、女学館との共通点を探したりしました。私たちがファーン校に来たことで、少しでもファーンの生徒さんたちが日本に興味を持ってくれたらいいなと思います。私にとって忘れられない、とても大切な5日間になりました。

滞在の最終日は、Mrs.Macquarie’s Pointとニューサウスウェールズ州立美術館とオペラハウスとシドニータワーに行きました。特に印象に残ったことが二つあります。初めは美術館です。そこには東京女学館の卒業生であるパーリンソン恵子さんがいました。パーリンソンには主に三つのテーマの絵について教えていただきました。一つ目はオーストラリアの歴史や文化がわかる絵です。絶対に覚えておいたほうがよい絵の題名は “on the wallaby track”です。画家の名前はフレドリック・マックカビンです。この絵に描かれていた葉っぱが、からっとしているところがオーストラリアらしいとおっしゃっていました。二つ目はアボリジニの絵です。アボリジニの絵は独特で、点で表す絵が多かったです。三つ目は、日本の浮世絵です。日本人なのに日本の絵画のことについて説明できなかった自分が悔しかったです。そのため、日本人としてもっと日本のことを詳しく説明できるよう勉強したいと思いました。私たちはその後、パーリンソン恵子さんの貴重な体験談を伺い、アドバイスをいただきました。「英語はとくにしっかり勉強してください」「自分の好きなことを見つけてそれを伸ばすこと」などです。他にもたくさん教えていただけたし、芸術についても一つ一つの作品について丁寧に教えていただきました。芸術が好きになったし、芸術に触れる時の鋭い観点や思いの深さを知ることができました。彼女ははつらつとしていて明るく説明も上手でした。こんなにすてきな大先輩のいることをとても誇らしく思います。

次にオペラハウスのことが心に残りました。オペラハウスはさまざまな工夫が凝らされている壮大な建物です。あやさんという日本人の方で案内をしてくださいました。パイプオルガンはパイプが1万本以上あり、一番長くて9メートル(3階建ての高さ)、一番短くて小指の長さまであるそうです。また日差しが強くてガラスが膨脹してもシリコンで調整できたり、タイルが風雨で自動的にきれいになる工夫などにも驚かされました。

私はシドニーでもとてもたくさん勉強できたと思いました。たくさんのことを知ることができて良かったです。またタスマニアに来たいと思える、有意義な短期留学でした。生きた異文化学習ができたし、自分の将来についても考えられました。この旅を通して、改めて自分の目標を決めることができました。

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