国際学級 卒業生による進路ガイダンス  ~美しい世界の架け橋に~

2017.03.24

国際学級では毎年、卒業生による進路ガイダンスを開催し、進路決定の経緯や学習法、将来のビジョンについて在校生に伝えてもらっています。3月21日(火)1時半より合併教室で、2012年3月に卒業した国際コース3期生の白濱絵里奈さんをお迎えして実施しました。白濱さんは本校を卒業後、上智大学外国語学部ポルトガル語学科で学び、サンパウロにも1年留学、リオオリンピックでは現地で通訳も務めました。現在はミスユニバース神奈川大会でグランプリとなり、国際貢献のために積極的に活動しています。以下に生徒からの質問と白濱さんの答えをご紹介します。

女学館に通っていてよかったと思えることはなんですか。

アウトプットの場がある事、先生や友達の理解があった事です。高二でカナダへ短期留学して、初めて今まで学んできた英語を積極的に使うようになった時、帰国後も国際学級というアウトプットの場があった事でさらに英語を使い、高めていく事ができました。また中高の頃、一輪車競技に打ち込んでいてとても忙しい毎日でしたが、先生方や友人の理解とサポートのお陰で、学業と両立できただけでなく、部活動にも打ち込む事が出来ました。

 

国際学級で学んだ英語は今どう生かせていますか。

コミュニケーションの道具、他の言語を学ぶ材料として役立っています。世界の共通語は英語なので、英語で意思疎通できる事は大事だと感じます。また、ポルトガル語を学んだ際に、高校時代までに覚えた英単語がとても役に立ちました。似ている単語も多いので、とくにラテン語系の言語は習得が楽になると思います。

 

 

在校時代は何部に所属していましたか?

中学1年~3年までダンス部に、高校2年の時はパフォーマンス部に所属していました。

私は小学生の頃から校外で一輪車競技に取り組んでいて、高校1年生の時はそちらのスケジュールと両立が難しかった為、中学まででダンス部をやめました。高校2年生ではまた部活をやりたかったので、パフォーマンス部に入って一輪車をしていました。最高学年の新入部員を受け入れてくれた後輩たちに感謝しています。

 

当時の成績はどうでしたか?また当時の勉強法などがありましたら教えてください。

成績は、悪くはなかったですが、志望校が決まってからはとくに、評定平均をあげたくて猛勉強しました。当時はスポーツもやっていていつも忙しく、限られた時間の中で勉強していたので、いつも「サンドイッチ勉強法」でした。中高の勉強はとくに暗記も多いので、とにかくペンで何度も何度も書いて、一旦頭に入れたら睡眠を20分はさみ、起きて同じ部分をもう一度覚えるという方法です。

いま、一番頑張っていることはなんですか。

実績と人脈作りです。私がミス・ユニバースとなったら「ブラジル広報大使」を務め、「リオから東京へ」の期間にオリンピック・パラリンピック事業にも携わりたいと考えています。その為にも、ミス・ユニバースとなった時にその影響力をより活かせるよう、ブラジル関連事業、オリンピック・パラリンピック事業のボランティア実績を積む事、より多くの人に自分を知ってもらう為に人脈を広げる事に今から力を入れています。

 

なぜポルトガル語を習おうと思ったのですか。

ブラジルが大好きで、ブラジル人と彼らの言葉で話したかったからです。17歳の時カナダへ短期留学し、多くのブラジル人の友人ができたのを機に、ブラジル人の多様性と日系社会に関心を持ちました。当時は彼らと英語で会話していましたが、ポルトガル語で話している時のもっと「素」のブラジル人を知りたい!と思いポルトガル語を学びました。

 

ポルトガル語はどこで活用していますか。

主に、通訳、友人とのコミュニケーション、日本に暮らすブラジル人の手助けに活きて

います。リオ・デ・ジャネイロオリンピックでの通訳の仕事が実績となり、現在もブラインドサッカーブラジル代表チームが来日の際、通訳をするなど活躍の場を頂いています。

 

 

どういう種類の仕事に就きたいと思っていましたか。

最初は国と国を繋ぐ外交官を夢見ていました。しかし私の理想はより自由で民間的な外交を行う親善大使のような役割を務めることでした。やがて「ブラジル広報大使」をやってみたいと思うようになり、2006ミス・ユニバース・ジャパンとなり「フランス広報大使」を務めた知花くららさんが頭に浮かび、実現の手段としてミス・ユニバースへの挑戦を決めました。

 

 

 

Why did you decide to audition for Miss Universe?

I decided to audition because I wanted the challenge. I was not sure if I really wanted to do the work I had chosen during job hunting. My experience during the Rio Olympics became a turning point, opening my eyes again to the world and to becoming honest about what I wanted was to do “SOMETHING” between Brazil and Japan. I thought the Miss Universe Pageant would be one way to make it happen.

 

Are you thinking about working abroad?

Actually I’m not thinking much about working abroad, though if I could have the chance to work in other countries it would be nice because I love to learn about other cultures.

 

What was your dream when you were a student?

After I fell love in with Brazil, I only dreamt of going to Brazil as soon as possible and talking with Brazilians in Portuguese.

以下に参加生徒の感想をご紹介します。

 とても楽しく白濱さんのお話を伺うことができました。ブラジルに行きたい、ブラジルで働いてみたい、と言い続けてそれを有言実行できたというのはとてもすごいことだと思いました。たくさんのブラジルでの経験を話してくださり、どれもとても興味深く面白かったです。特にブラジルでの日系人の方々の方が日本の文化をよく知っているということには驚きました。また、ブラジルのサーモンばかりのお寿司も食べてみたいと思いました。今回、白濱さんのお話の中で最も大切なこと、「声に出してみる」ということを私もやってみようと思いました。私はミュージカルが大好きで将来もそれに関わった仕事をしたいと思っています。ですが、その夢を実現させることはとても難しいことで、他の将来の目標を決めた方がいいのか、習い事をこのまま続けた方がいいのか、と悩むことがありました。ですが、白濱さんのお話を伺って、「今やりたいことは何か」を大切にしてこのまま習い事も続けてできるところまでやってみようと思いました。またその夢も恥ずかしがらずに声に出してみようと思いました。白濱さんのお話を伺うことができてとても良かったです。ありがとうございました。Miss Universe 頑張ってください!