「山の手空襲を語りつぐ集い」に生徒が参加しました

2019.06.21

1945年3月の東京大空襲のおよそ2か月後の5月、渋谷区・新宿区・世田谷区・中野区一帯が大規模な空襲に遭いました。これが「山の手空襲」で、本校も校舎の一部を焼失しました。現在、表参道近辺の地元の方々や、体験者の方々が中心となって、この「山の手空襲」の様子を継承する活動が行われており、毎年「山の手空襲を語りつぐ集い」が開かれています。

今年初めて、この集会に本校の中学2年・3年の有志5名が参加し、青山学院の生徒さんや、地元の方々ともご一緒に、体験談の朗読をさせていただきました。体験者の方ご自身によるお話や、山の手空襲に関する解説をうかがい、朗読のあとには、体験者の方々との質疑応答も行われました。また終了後には、たくさんの人があふれる表参道を、解説をうかがいながら歩きました。

 

参加した生徒の感想です。


私の祖父は、戦争の時代を体験しています。私は中学2年生の夏休み、歴史の宿題で、祖父の体験談を聞くという取り組みをしました。今年5月には沖縄修学旅行に行き、戦争の悲惨さや恐ろしさを知りました。今回、「山の手空襲を語りつぐ集い」に参加して、悲惨な戦争の体験、それも、私が毎日通う学校の近くで起きた話をうかがうことができました。また、朗読に参加したことで、もう亡くなられた方、会に参加できなかった方の話を読んだり、より身近に想像したりできました。

私は、会がおわったあと、表参道を歩くフィールドワークにも参加しました。実際に解説をうかがいながらその場を歩いてみると、「今、自分が立っているところにも、戦争中には亡くなった方がたくさんいたのだ」と改めて感じ、外国人観光客であふれているおしゃれな表参道の街並みが、恐ろしい地獄に見えるようでした。本当に貴重な、良い経験ができました。来年もぜひ参加したいです。(中学3年生)