高二 京都奈良修学旅行を終えて

2017.03.17

高二は3月5日(日)~9日(木)の4泊5日、奈良・京都に修学旅行に参りました。女学館では全ての行事を生徒による実行委員会で企画運営するスタディーアジェンダで実施しており、この旅行も生徒の自主性に基づいて行われる宿泊行事の集大成です。クラス毎の見学とグループ単位のタクシー研修が交互に行われ、全体の指揮を4月以来リードしてきた旅行委員が執りました。日本の歴史と精神を肌で学ぶ臨地学習と、学年の絆を深め、生涯忘れられない友との思い出を共有する旅を充実させるために、旅行中も日々目標を設定、反省し、連絡会を行い、皆の心を見事に一つにまとめ上げました。東京駅での解団式では、旅行委員一同に学年全員から大きな拍手と感謝が贈られました。

旅行委員長

今回の旅行は高二最後の行事であると共に、女学生としての最後の宿泊行事でした。日々充実しており、ラストを飾るにふさわしい楽しい思い出になったと思います。初めて都と呼ばれた奈良も、千年の都と言われる京都も、どちらも日本の原点といえる場所でした。昔作られた仏像や建物を千数百年の時を経て、今私たちが目にしていると思うと、どこか不思議で感慨深いものがありました。この修学旅行では知識だけではなく、たくさんの貴重なものを得ることができたと思います。皆にとってこの経験が高三の良い橋渡しになることを願っています。

旅行副委員長

この五日間、私たちB班は京都、奈良の順で修学旅行に臨みました。一日目、三日目と最終日はクラス毎の見学で、清水寺や二条城、宇治平等院、興福寺、法隆寺など歴史ある寺社を見学し、二日目と四日目はタクシー研修で、一グループ四、五人で一台のタクシーを借り、タクシーの運転手さんのガイドで興味のある寺社を回りました。私はこの五日間でたくさんの寺社を見学し、いつも教科書で見ていた仏像や建造物を実際に目にすることで、今までの印象が変わったり、独特な雰囲気を感じたりして、直接自分の目で見ることと、間接的に見ることは全く違うのだと身をもって知ることができました。また、ホテルでの食事はとても美味しく、湯葉や義経鍋などの伝統料理を十分に堪能することができ、皆も毎回の食事をとても楽しみにしていました。この学年での宿泊行事が最後だと思うと寂しいですが、今回の修学旅行は最後にふさわしいとても充実したものになりました。

 

 

 

International Women’s Day Lunch

2017.03.16

国際学級の中1は、毎年国際婦人デーにちなんで、最も身近な女性のロールモデルであるお母様方を学校にお招きして共に昼食を囲みながら談話し、日頃の感謝と共に、女性の生き方、あり方を考えるMother’s Lunchを開催しています。今年は3月9日に行われました。以下にご紹介するのは生徒の感想です。

3月8日は国連の決めた国際女性デーです。国際女性デーとは、これまでの女性の社会進出を振り返り、変革を呼びかけ、国家や社会で歴史上すばらしい役割を果たした一般の女性たちの勇気と決断を称える日です。そのため、私たちも3月9日にInternational Women’s Day Lunchを行いました。お母様方や先生から、普段聞くことのできない貴重なお話を伺うことができました。学生時代の経験や、女性だからこそわかる話なども伺い、とても興味深かったです。今回の体験をこれからの生活や学習に生かしていきたいと思いました。

 

 

高一課題研究 優秀作プレゼンテーション

2017.03.15

本校の高一では、自分が興味を持ったことを1年間かけて担当教員とともに研究し、論文にまとめる課題研究を行っています。3月15日(水)、全員分の作品の中から選ばれた優秀作6作のプレゼンテーションが行われました。扱われた題材は歴史、人文、生物、物理など多岐にわたり、1つの文献を丁寧に読み込んで考察したものや、アンケート調査を行ったもの、試行錯誤しながら何度も実験を重ねた末に成功させたものなど制作の裏に様々な苦労を垣間見ることができました。以下は今年度の優秀作のテーマの一覧です。

「ドイツ国民のヒトラー支持と反ユダヤ主義」

「目に見えない少年兵を『考える』」

「双生児に与える影響は『遺伝』と『環境』のどちらが大きいのか」

「古事記と日本書紀」

「源氏物語の紫の上の人物像と紫式部」

「エッグドロップ~卵を割らずに落とせるか~」

Speech & Debate ~難民問題、安楽死、日本の果たすべき役割とは~

2017.03.15

女学館高校の選択授業は、各自の進路を切り開けるように多彩かつ高度なものが開講されています。今回はネイティブの先生が担当する高二のスピーチ&ディベートの授業についてご紹介します。この講座は一般学級、国際学級のどちらの生徒も選択できるハイレベルなもので、All Englishで行われています。最終回のディベートのテーマは日本の難民受け入れと安楽死の是非を巡るもの(Japan should accept refugees./Japan should have euthanasia laws.)で、準備を重ねてきた生徒たちは真剣な討議を繰り広げました。授業担当のラウクス先生と受講者の生徒にインタビューしました。

1 授業の目的は?

The goal of the class is to have the students speaking in English by doing speeches and debates.Term 1 focused on different types of speeches and how to deliver a good speech. They made three speeches.Term 2 focused on preparing for debates. Students formed opinions and learned how to support their opinions. They made two speeches.Term 3 focused on debates. The topics debated were suggested and chosen by the students. The students participated in two debates.

スピーチやディベートを通して、生徒たちが英語を使って話す機会を得ることが目的です。1学期は、異なるタイプのスピーチに焦点をあて、よいスピーチの方法を学び、生徒は3つのスピーチに取り組みました。2学期は、ディベートへの準備に焦点をあて、意見の形成と主張をどのように論理立てるかについて学び、2つのスピーチに取り組みました。3学期は、ディベートに焦点を絞りました。ディベートのトピックは生徒に出してもらい、生徒自身が決め、実際に2つのディベートを行いました。

2 具体的にどのような取り組みをしていますか?

The students are given grades based on their speaking and their participation in class. They are also given lots of feedback to show them where they are doing well and how to improve. The atmosphere is supportive so that both 国際 and 一般 students feel confident to participate.

定期試験がないので英語で話すことに最も比重を置いています。生徒たちがどれだけ英語で話したか、どれだけ授業に参加したかに基づいて成績をつけます。成績だけでなく、生徒は自分のパフォーマンスのどこが良かったのか、どうすれば良くなるのかといったフィードバックを頻繁に受けます。授業の雰囲気は協力的なので、国際、一般を問わず、生徒は自信を持って参加しています。

3 受講者の生徒たちはどんな感想を持ちましたか?

生徒の声

Debating was a little hard for me, but I could realize the importance of preparation and organizing the other team’s information quickly. From speech class, I could learn how to make the audience understand my speech easily by using inflection, eye contact, and gestures. It was really fun to join this class.

英語でのディベートに取り組むのは少し大変でしたが、事前準備や対戦チームの主張を素早くまとめることも大切だとわかりました。スピーチの授業では、抑揚をつけたり、アイコンタクトやジェスチャーを使って、聴衆にとってより理解しやすいスピーチの仕方を学びました。

This year, I enjoyed most of this class, and I’m glad that I chose this class. My favorite part was presentation using PowerPoint. Especially, I enjoyed doing and listening to the presentations introducing our favorite countries. I learned how to make good PowerPoints. I could also learn about the countries from my classmates.

この授業のほぼ毎時間が楽しく、選択して良かったです。一番良かったのは、パワーポイントを使ってプレゼンをやったことです。特に、お気に入りの国を紹介するプレゼンは楽しかったです。効果的なパワーポイントの作り方を学びましたし、他の人の担当した国についても学ぶことができました。

 

4 最終回は非常に高度なテーマでディベートに取り組んでいましたが、今回の授業の評価は?

The students receive two scores, one is a team score and the other is an individual score. The team score looked at “Matter”, “Method”, and “Manner”and the individual score looked at “Posture”, “Delivery”  and “Matter”.

生徒たちは2つの観点から得点を受けます。一つはチームの得点、もう一つは個人の得点です。チームの得点の内訳は、内容、ディベート方法、プレゼン方法です。個人のほうは、アイコンタクトや姿勢、抑揚やジェスチャー、そして内容です。

日本が置かれている世界の中での位置を見極め、どんな方向に舵を切るか考えることは、私たちに課された重要な課題です。思考と表現のツールとして英語を用いることも今後ますます求められていきます。説得力のある意見を構築し、価値観や利害の異なる相手と折衝し、対話する力を育む活力に溢れた授業が展開されていきます。

スタディーアジェンダ 高二京都奈良修学旅行最終日

2017.03.11

いよいよ女学館生活ラストの宿泊行事も最終日を迎えました。A班は二条城、三十三間堂、清水寺を見学し、日月庵で昼食をいただいて京都駅に向かいます。B班は法隆寺、中宮寺、夢殿などを見学し、奈良パークホテルで昼食後、新大阪から新幹線に乗ります。同じ列車で学年全員が再会し、古都に別れを告げ、一路東京に戻りました。東京駅では1年間かけて準備を行い、学年全員を責任をもってリードしてくれた旅行委員に感謝の意を表する解団式を行いました。日本人の精神の拠り所となる地を訪れ、文化の真髄に触れることができ、高二全員にとって生涯忘れられない素晴らしい思い出となりました。

 

スタディーアジェンダ 高二京都奈良修学旅行四日目

2017.03.09

修学旅行も残すところあと二日となりました。この旅行では、就寝前の点呼も旅行委員が行っており、委員を支えるためクラスのメンバーも心を一つにして協力しています。行程四日目は再びタクシー研修となりました。A班は京都、B班は奈良を巡ります。ご案内いただいた運転手さんともすっかり意気投合し、お別れの時は感謝の言葉と共に涙、涙となりました。京都最後の夕食はすき焼きで、関西風の調理に挑みます。旅行委員は、旅の成功のために夜の打ち合わせでも、各クラスの課題を述べ合い、明日の行程を確認しました。

スタディーアジェンダ 高二京都奈良修学旅行三日目

2017.03.08

充実の修学旅行もいよいよ折り返し地点、三日目を迎えました。クラス毎にバスに乗り、旅行委員の注意や説明に耳を傾けながら、歴史上名高い寺社を巡っていきます。旅行の後半は行程が逆転し、A班が京都、Bが奈良へと向かいます。A班は東大寺、春日大社、興福寺、唐招提寺、宇治平等院の順で、B班はその逆ルートで回ります。昼食は両コースとも奈良公園で鹿と戯れた後、あたたかいうどんすきをいただきました。京都に到着したA班は夕食後、筑前琵琶の生演奏で、祇園精舎、那須与一、壇ノ浦悲曲と、古典で学んだ『平家物語』の名場面を鑑賞し、最後は生徒も舞台に上がり、演奏の手ほどきを受ける貴重な体験ができました。

   

   

 

 

スタディーアジェンダ 高二京都奈良修学旅行二日目 

2017.03.07

旅行二日目はタクシー研修となります。4~5名のグループで興味、関心のある寺社について事前調査し、どのルートで見学するか計画を立てます。旅行当日は1グループで1台のタクシーに乗り、運転手さんにご案内いただきながらA班は奈良、B班は京都で臨地学習をします。古都の今昔について見聞を深めながら、旅行後に各自が完成させる旅のレポートアルバムの構想を練ります。奈良での夕食は、悲劇の名将源義経と弁慶らを力づけた名物義経鍋をいただきました。

スタディーアジェンダ 高二京都奈良修学旅行一日目

2017.03.06

高二は3月5日(日)から4泊5日で、奈良・京都に修学旅行に出発しました。本校では全ての行事を生徒による実行委員会で企画運営するスタディーアジェンダで実施しており、この旅行も生徒の自主性に基づいて行われる宿泊行事の集大成です。クラス毎の見学とグループ単位のタクシー研修が交互に行われ、全体の指揮を4月以来リードしてきた旅行委員が執っています。日本の歴史と精神を肌で学ぶ臨地学習と、学年の絆を深め、生涯忘れられない友との思い出を共有する旅を充実させるために、旅行中も日々目標を設定、反省し、連絡会を行い、皆の心を見事に一つにまとめ上げていきます。全行程とも学年を二つの班に分け、初日はA班が奈良パークホテルで昼食後、法隆寺を見学し、宿に到着、B班は日月庵で昼食後、清水寺、三十三間堂、二条城を見学し、宿泊先に向かいました。

 

保護者対象の学習会 ~21世紀に必要な資質・能力をどう育てるか~

2017.03.05

2月25日(土)本校と父母の会共催の学習会が開かれました。『21世紀に必要な資質・能力をどう育てるか』と題して、講師には文部科学省大臣官房審議官で高大接続及び高等教育局担当の浅田和伸先生をお迎えしました。少子高齢化、ボーダーレス、人工知能の隆盛と、激変する時代の中で子供たちがどんな力を身につけていけばよいのか、「答えのない課題に最善解を導くことができる能力」「分野横断的な幅広い知識・俯瞰力」をキーワードに、教育を取り巻く最新の情勢を豊富な資料と共に解説いただき、具体的な提言と共に子供たち一人一人をかけがえのない存在として育み向き合っていくことの大切さについて力強いメッセージを伝えていただきました。以下にご参加いただいた保護者の感想をご紹介いたします。

中2の娘を持つ保護者にとって、まさにその世代から大学入試制度が大きく変更されることに不安を感じていました。本日浅田和伸先生の講演を拝聴する機会を得て、多少なりとも不安を取り除くことができました。なぜならば、「大学入試」だけではなく、「高等学校教育」や「大学教育」もあわせて一体的に改革するものというご説明があったからです。同時になぜそのような改革が必要であるかの理由や今後の改革へ向けての具体的なスケジュールを順序立てて伺うことができました。内容は、とても納得することばかりでした。大きな組織の中で、大きな改革の中心となって動いていらっしゃっても、人として教育に対する情熱をお持ちであることがよくわかり、感動いたしました。

今回の学習会は中学2年の子を持つ保護者にとって、今最も関心のある演題でございましたので、とても興味深くお話を聞かせていただきました。文部科学省の方が講師の先生と聞き、きっと難しい堅苦しいお話だと思っておりました。しかしとても具体的で分かり易く、浅田先生が日本の子供達の教育にどれ程情熱を傾けて下さっているかが分かりました。講演の中で特に印象に残っているものが2つございます。1つは高大接続改革です。小・中・高等学校で学んできたことを大学受験で途切れることなく引き続き向上、発展させるための取り組みは日本の子供達の学力回復や社会への適応に大いに役立つと感じました。そしてもう1つは子供たちを認め励ます魔法の言葉です。ついつい我が子の出来ていない事ばかりに目がいってしまう毎日の自分を振り返り、少なからず反省してしまいました。このような貴重なお時間を頂けましたことに大変感謝致しております。ありがとうございました。