中3『命の授業』 ~天使の時間の思い出~

2017.03.04

3月1日(水)中3は合併教室で『命の授業』を行いました。講師には本校の卒業生で、看護師、助産師であり、NPO法人の代表でもある岩本ゆり先生をお招きしました。先生は静かで穏やかな語り口でご自身の体験を紹介してくださいました。死を人一倍恐れた少女時代、人の生死に関わる仕事に就きたいと願い進路を決めたこと、若い看護師として婦人科で子宮癌を患った同世代の患者さんと忘れられない時を共有したこと、現在、在宅で終末期を過ごす患者さんのケアをし、ささやかな目標を糧に最後まで前向きな意志を貫いた調理師さんからもらったメッセージなど、一人一人の心に響くお話をしてくださいました。以下に生徒の感想をご紹介します。

私も死を恐れています。自分が死ぬのも怖いし、家族や友達を喪うのもつらい。でも、今日、先生のお話を伺って生きること、死ぬことに対する考え方がほんの少し変わりました。先生も同じ制服を着ていた生徒だったのだと思うと、とても親しみがわきました。お話の中で特に心に残ったのは、死を自覚した人が皆に感謝を述べる天使の時間のことです。これは神様が人間にくださったプレゼントかもしれないと思います。死から目をそらすのではなく、皆が一度きりの人生を生きているのだと思うと、一日一日がこれまで以上に大切に思えてきました。

高校卒業式~笑顔で今、旅立ちの時~

2017.03.03

3月3日、うららかな桃の節句の佳き日に、高等学校の卒業式が執り行われました。在校生のピアノ演奏に始まり、卒業生220名1人1人に校長から卒業証書が授与されました。来賓の方々の祝辞に続き、在校生の送辞、卒業生の答辞が述べられ、卒業生からは記念品として在校生が日々使用する傘立てが寄贈されました。本校で百年の長きにわたって歌い継がれてきた卒業の歌や校歌の斉唱が行われ、ご臨席くださった保護者の皆様と卒業生、在校生、教職員一同、大きな喜びと感動を共にしました。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。母校は母港です。人生の航海にふと迷い、悩んだ時は、どうぞ錨を下ろし、新たな勇気と活力を得るために、ここに戻ってきてくださいね。皆さんの前途に幸あれと、心よりお祈りしております。

中1茶道体験~『和敬清静』の精神を学んで~

2017.03.02

三学期後半、中1は今年度二度目の茶道体験に臨みました。今回は「席入り」をご指導いただき、作法の奥にある相客に心を配る深い精神を学びました。私たちも日々の生活の中でこのように心を込めて礼を尽くすことができれば、真の意味で気品のある女性、ご婦人になることができるでしょう。本校卒業生の多くの先生方にご指導、お世話いただきました。ありがとうございました。以下に生徒の感想をご紹介いたします。

 

先生に教えていただいた『和敬清静』という言葉には大切な意味があって、それによって茶道の作法一つ一つの礼儀正しさや相手を想う気づかいが成り立っているのだと想いました。中学生になって一つ一つの動作の意味を理解することができるようになり、より深く楽しみ、学ぶことができました。

私は6年間海外にいたため、自分の国の伝統的な文化を身につけ、外国の方にも伝えることができることは素晴らしいことだと思いました。茶室に入る前、つくばいで身を浄めてから上がり、畳に正座し、和菓子やお茶をいただく。この短い動作一つ一つを覚えて美しく動けると、見ていてとてもきれいで日本人らしさが出ると思います。こうした落ち着く場所で海外の方をおもてなしできたら、そして一緒に体験していただけたらすてきだなと思いました。

今回の体験で印象に残ったことは「いろいろなものに合わせる」ということです。まずは季節に合わせる心づかいで、夏にはお茶の温度をぬるくし、冬には熱くします。また人の好みにも合わせていきます。いただくお菓子も季節に合わせ、秋は「照り葉」、冬は「梅が香」など工夫していきます。お客様に満足していただけるよう心を配ることが大切なのだと思いました。私も普段の生活から相手を気づかう気持ちを身につけていきたいと思います。

高三卒業に向けて ~人文字モザイク『光跡』の完成~

2017.03.01

2月28日(火)、卒業式を間近に控えた高三が登校して参りました。明治45年から伝わる卒業の歌の練習や、粛々と行われる式の流れと一人ずつ手渡される証書の授与について、学年全員が心を一つにして練習に励みました。その後、卒業の記念として、毎年噴水広場の壁に飾られるモザイクのお披露目がありました。体育大会でグラウンドいっぱいに描く人文字を生徒たちがタイルを使ってモザイクに仕上げます。今年の文字は『光跡』。いつまでも心に残る輝く青春の日々を象徴する美しい作品に仕上がりました。

 

中3送別会『中参会』 ~中3の先輩への感謝を込めて~

2017.02.28

2月22日(水)6時間目のHRに講堂で中3送別会『中参会(中3も参加出演する会という意味)』が文化委員会の主催で行われました。

中学文化委員長

日頃お世話になった中3に感謝して間近に迫った卒業を祝う会、それが中参会です。私たち文化委員はスタディーアジェンダに基づく生徒主体の会を目指し、昨年の11月から準備を重ねてきました。出演グループの演目も歌、ダンスなどバラエティーに富んでおり、中3はもちろん、他学年も楽しめるものになりました。歌やダンスに合わせて手拍子をして会場全体が盛り上がり、委員としても進行しながら会の成功をひしひしと感じ、大きな達成感を得ることができました。「みんな空の下」、この曲が最後の演目で、中3の中には今まで過ごしてきた3年間の中学校生活を振り返って、思わず涙する人もいました。この場にいたみなが互いに感謝し合いとても幸せな時間を共有することができました。皆さん、どうもありがとうございました。

高一 テーブルマナー講習 ~正しいマナーで憧れの女性に~

2017.02.27

2月16日(金)、高一はホテル椿山荘にてテーブルマナー講習に参加してまいりました。ホテルのスタッフの方から一般的なテーブルマナーについてのお話を伺い、正しいマナーで実際にフレンチのフルコースを楽しみました。

 

ワークショップ ハンナのカバン ~遺されたカバンが結ぶ平和の絆~

2017.02.24

2月18日(土)アンネのバラ委員会では、NPO法人ホロコースト教育資料センター代表の石岡史子さんをお招きして、ワークショップ「ハンナのかばん」を開催しました。はじめに、委員が活動の紹介をしたあと、石岡さんは実際に「ハンナ・ブレイディ」と名前が書かれたかばんを前にして、ひとりひとりに語りかけながら話を進めてくださいました。スクリーンには、かわいい笑顔のハンナやハンナの家族の写真、そして当時のヨーロッパで、ユダヤ人たちに迫りくる迫害の様子などの写真が次々と画面に映し出されます。参加している委員たちと同じ年頃のハンナ。そのときどんな気持ちだったのだろうか‥。差別・偏見を生み出す心の弱さや、流れに抗うことの困難さ、戦争の中で起きる悲惨な状況などを知るにつれ、どうしてこんなことが起こるのだろうか…と考えさせられました。それぞれが自分の心の中にある弱さとそれに抗う勇気を思い、自分の行動や生き方などを考える時間になりました。当日は、委員だけでなく、保護者の方も参加してくださいました。参加した委員、そして保護者の方の感想を下にご紹介いたします。

委員の感想

今回の講演を聞いて、ホロコーストについてユダヤ人の大量虐殺などの悲惨な歴史を、ハンナという女の子1人に焦点を当てて学ぶことができ、改めて平和の大切さを知ることができました。1940年代という決して遠くはない過去、そして日本からは遠く離れたヨーロッパの出来事であるからといって放っておかず、しっかりと向き合っていくべきだと思いました。ホロコーストに関する映画は今までも何回か見たことがありますが、今回はワークショップという形で平和について学ぶことができたので、より一層理解を深めることができました。(高校生)

歴史の授業で学ぶよりも、もっと深くそして自分に近づけてホロコーストについて考えることができました。石岡さんは“考え続けること”が大切だとおっしゃっていましたが、現在の世界情勢、そして反グローバリズム等の視点から見て、私たち高校生がどのような意識を持つべきなのか、というところまでディスカッションをしたかったです。(高校生)

私はハンナがアウシュヴィッツに送られる時、「お兄ちゃんにあえるから」と言っておめかしして喜んだということを聞いて、びっくりしました。自分が殺されるかもしれないのに、「お兄ちゃんにあえるから」という理由で喜んだハンナは、お兄ちゃんが大好きなんだなと思いました。(中学生)

 

◆ストーリー「ハンナのかばん」日本の“ふみ子”のもとに、アウシュヴィッツ強制収容所から届けられた一つの旅行かばん。そこには白いペンキで「ハンナ・ブレイディ 1931年5月16日生まれ、孤児」と書かれていました。このかばんの持ち主のハンナは、どんな子だったのだろう…。“ふみ子”はハンナを探し始めます。やがて、アウシュヴィッツで13年の短い生涯を終えたユダヤ人の女の子ハンナのことが少しずつわかっていきます。そして、ハンナには仲良しのお兄ちゃんがいた。そのお兄ちゃんが、奇跡的に生きている…!!日本の子どもたちから送られた手紙に、カナダに住むハンナの兄ジョージから返事が届きました。そこには、かわいい笑顔の女の子、ハンナの写真が添えられていたのでした…。現在、世界の40カ国以上で翻訳され、映画や演劇にもなっている『ハンナのかばん』。今回のワークショップ講師の石岡さんは、この実話の主人公“ふみ子”なのです。

 

 

 

 

 

 

全国中学生人権作文コンテスト入賞 ~「頑張れ」と言わない優しさ~

2017.02.23

女学館の中3の国語の現代文では、日本はもちろん世界にも目を向け人権について学び考えたことを作文にまとめる意見論述を行っています。平成28年度全国中学生人権作文コンテストで、中3の平間ミーナさんが『「頑張れ」と言わない優しさ』という作品で作文委員会賞を受賞しました。

生徒会活動報告 ~TJKプライド~

2017.02.22

年度末を迎え、高校は2月15日(水)、中学は2月22日(水)に生徒会の活動報告会が行われました。中学では、『TJKプライド』というスローガンを掲げ、活動に取り組んできました。東京女学館の略称として親しまれているTJKですが、今年のスローガンの中ではTは「高い品性」、Jは「自分から挨拶」、Kは「気づかいの心」の意味を込めています。中高とも、生徒が品性を高めマナーを守った生活を送れるよう、バスの乗車、食堂の利用、朝の挨拶、SNS利用などについて、ルール作りや意識喚起に専心してきました。各委員会からも1年間の活動について報告があり、次年度の生徒会にバトンを渡す準備が整いました。

中2合唱大会 ~心を一つに歌声に乗せて~

2017.02.21

2月15日(水)3、4時間目、中2の合唱大会が行われました。以下に生徒の感想をご紹介します。

今年の合唱大会は昨年と同様、期待と緊張感が漂う空気の中で行われました。朝練、昼練の他、家での自主練習にも励み、クラス全員で努力をしてきました。どのクラスも直前まで練習を重ね、お互いにダメ出しをしてベストを尽くしてきたと思います。本番は、どの曲を聴いてもみんなの打ち込みぶりがひしひしと伝わってきました。課題曲はもちろん、自由曲の方はそれぞれのクラスの個性が感じられました。自分のクラスとはまた違った雰囲気や音の響きが発見できてとても面白かったです。中1の時よりも難しい曲に挑戦したため大変だったけれど、だからこそ昨年以上のやり甲斐と達成感が感じられた一日となりました。