豊かな心を育む読書教育
2016.06.13
女学館ではさまざまな形で読書指導を展開しています。毎朝8時25分から10分間、中1から高三まで全校生徒が静謐な空気の下で、読書に勤しみます。年度初めには、全教員から生徒たちに向けて、メッセージと共に推薦図書が紹介された冊子が配布されています。また、国語科では、発達段階に応じて、各学期に文学と評論を各1冊ずつ課題図書として課しています。あさのあつこ編『10代の本棚 こんな本に出会いたい』、灰谷健次郎著『太陽の子』、内田樹著『寝ながら学べる構造主義』などが今学期の課題図書の一例です。読書の記録に読後感を記し、定期試験でも、梗概や主張について問う設問が出題されます。また、国語の授業で書評を競うビブリオバトルも行われています。中高図書委員会も活発に活動しており、ラウンジと題した新聞で図書紹介を行ったり、図書館の入り口にお薦めの本の紹介コーナーを設けています。女学館では豊かな心を育む読書の時間を大切にしています。