アンネのバラ 接ぎ木の会 ~受け継ぎ広げる平和の心~

2017.01.23

2017121日(土)、アンネのバラ委員会主催の「接ぎ木の会」が開催されました。「アンネのバラ(Souvenir de Anne Frank)」は、『アンネの日記』の作者アンネ・フランクをしのび、ベルギーで生まれたバラです。1972年にアンネの父オットー・フランクさんによって日本に贈られました。「接ぎ木の会」は、多くの人へ平和について考える機会を広げるために、2004年から毎年本校で開かれているものです。講師は、広島県福山市から福山ばら会理事長の上川内哲夫先生をお迎えしました。接ぎ木の技術や育て方などを詳しく教えていただきました。今年は生徒・保護者の方たちの参加希望者が定員を大きく上回り、抽選になりました。当日は上川内先生のご指導のもと、悪戦苦闘しながらアンネのバラの小さな枝を台木に接ぎ、13鉢を持ち帰りました。これから芽が育つまで、それぞれの自宅のお庭やベランダで、大切にお世話をしなくてはなりません。すくすくと成長して、かわいらしいアンネのバラの花が開くよう願っています。参加者の感想をご紹介します。

保護者の感想

学校と同じバラが家で楽しめるなら・・・と軽い気持ちで申し込んだ「アンネのバラ 接ぎ木の会」。普段からほとんど土いじりをすることのない私にとっては、スパッと切る大胆さとミリ単位でカッターを使う繊細さが必要な本格的な接ぎ木の作業は大変でしたが、何とかポットに植え付け持ち帰ることができました。教えていただいた方法で大事に育て、接ぎ木が成功していれば2週間後には芽が、1ヶ月後には新しい葉が出てくるとのこと。その日が待ち遠しく楽しみです。ていねいにご指導いただいた福山ばら会の上川内先生、土やポット、カッターや手袋等々、ご準備いただいた先生方とアンネのバラ委員のみなさまに感謝いたします。どうもありがとうございました。

生徒の感想

アンネのバラの接ぎ木の会に参加しました。一昨年も参加したので、2回目となります。接ぎ木の会では上川内先生が、接ぎ木の方法をわかりやすく教えてくださいました。専門家に教えていただきながらでしたので、接ぎ木に慣れていなかったけれど、安心して取り組むことができました。枝を細かく切るところは、枝が細かったのでなかなかうまく切ることができず、大変でした。接ぎ木をしてみて、枝を切ったり、枝と枝を差し込んだりするのが、とても難しかったですが、無事に接ぎ木することができて嬉しかったです。アンネのバラの花はとてもきれいなので、今回接ぎ木したものが、成長してすてきな花が咲いたらいいなと思います。きれいな花が咲くように頑張ってお世話していきます。アンネのバラの成長がとても楽しみです。

 

 

 

 

 

International Class Romeo & Juliet

2017.01.17

1月14日(土)午後1時半より講堂で国際学級の中3Fによる英語劇ロミオとジュリエットが上演されました。保護者の方々を初め、中2、中1の国際学級の生徒が見守る中、クラス全員が団結し、迫真の演技で古典的な悲劇を演じきり、大きな拍手が送られました。企画運営に当たった責任者の生徒による感想をご紹介します。

国際学級の大切なプログラム、英語劇『ロミオとジュリエット』。私たちは中1と中2の時に先輩方の舞台を見ていました。セリフを覚えるのが大変そうだなと思いながらも、先輩方にとても憧れていました。そして、今年中3になり、私達の出番がやってきました。思った通り、セリフはとても長く、四苦八苦し、時には泣いてしまうクラスメイトもいました。更に、舞台構成や照明、音響、大道具など、大変な仕事がたくさんありました。ですが、クラスのみんなが自分の演じるべき役や果たすべき裏方の役割にきちんと責任を持ち、お互いに明確にアドバイスし合ったため、舞台を成功させることができました。幕が開いた時は緊張でドキドキするのが止まりませんでしたが、無事に終えた時はほっとして、成功できて本当に良かったと安心しました。そして、何よりも、このF組のメンバーで大きな舞台が作れた良かったと笑顔で実感し合いました。F組にとって涙も笑いもあふれる最高の思い出がまた一つ増えました。

 

隣国韓国との絆 ~海城女子高等学校の皆さんをお迎えして~

2017.01.16

1月13日(金)に行われたソウルにある海成女子高等学校との交流会について、企画運営に当たった国際コースの高二の生徒の感想をご紹介します。

今日は私達と大変関わりの深い国、韓国から海成女子高等学校の皆さんが本校を訪問してくださいました。お互いにプレゼンテーションとダンスを発表し合い、一緒にゲームを楽しみました。両校の生徒が即興でKポップの歌に合わせて踊る場面も見られ、笑いの絶えない和気あいあいとした時間を過ごせました。そして、主に英語を用いた相互交流では、日韓の文化の共通点や相違点、同年代として抱く思いなどを語り合い、改めて国際社会の共通語である英語の重要性を感じました。これからも英語のスキルを磨いていくことで、異文化に触れ、理解し合うことに大きな価値を見出すグローバルな視点を持つ人間になれるよう、努めていきたいと思います。短い時間でしたが、韓国に友人ができたことを本当に嬉しく思います。再会できる日を楽しみにしています。

 

韓国海成女子高等学校の来校 ~確かめ合うあたたかな絆~

2017.01.13

1月13日(金)韓国のソウルにある海成(ヘソン)女子高等学校からの訪問団が来校しました。女学館はアメリカ、イギリス、東南アジアなど世界に友好校があり、同校もその一つです。今回は先生方2名、生徒30名で来校されました。講堂での歓迎式典では両校の校歌斉唱があり、その後、高三の生徒による学校案内、高一、高二の国際コースの生徒との相互交流、プレゼンテーションが行われました。また、昼休みにはこの春、韓国文化研修に向かう女学館の生徒たちとの交歓会という盛りだくさんのプログラムで相互に絆を深め合いました。

 

 

 

Discover F ーLanguage Artsー

2016.12.24

国際学級(F組)の魅力をご紹介するDiscover F 。第2弾の今回は国際学級の英語教育の根幹をなす、Language Arts について、国際学級の創設以来、指導されている青木理恵先生にお話を伺いました。

 

――まず、Language Artsとは、何ですか?――

国際学級の最大の特徴ですね。北米のカリキュラムを本校独自にアレンジした、英語圏の現地校に近い授業形態です。内容理解を重視した授業で、核となるリーディング教材に基づく様々なワークシート等を使ってグループでディスカッションをしたり、ライティングやプレゼンテーションを行ったりするなど、従来の日本の英語教育でよく行われていた形式とは違う形をとっています。教員からの一方向の講義を行うのではなく、生徒たち自身が考えたり、生徒と教員が双方向のやり取りをしたりしながら授業が展開していきます。「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能をバランス良く育成することを目的としていますし、こうした言語活動を毎日行いながら、掘り下げて考えたり根拠をもって自分の意見を述べたりといった思考力を育てることも目指しています。この授業はネイティブ教員と日本人教員がチームで行いますが、日本人教員も含めすべて英語で行っています。

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――「内容を重視する」ということですが、具体的にどのような取り組みを行っていますか?――

Language Arts で使っている教材は主に英語圏で出版されているテキストや小説、新聞、雑誌などで、教員オリジナルのプリントを使うこともあります。学年ごとに学ぶテーマも決まっていて、例えば中1では「小説」、中2では「ギリシア神話」、中3では「シェイクスピア」など、アカデミックな題材を扱い、高校ではより高度で社会的なテーマも扱います。語彙と文法は様々な言語活動を行う上での基本であり、道具であると考えています。文法の授業はLanguage Artsとは別に行っています。

 

――中2で「ギリシア神話」を学習するのはめずらしい試みですね。――

そうですね。異文化理解の一環でもありますし、ギリシア神話を学ぶことで、いろいろな英語の言い回しや背景知識を理解することができます。ギリシア神話を起源とする言葉が現代の英語ではどのような意味で使われているかということを調べ、プレゼンテーションをしてもらうという試みもあります。たとえば、「パンドラの箱」という表現もその一例ですね。ですが中学の英語学習の集大成としては、なんといっても中3のシェイクスピア。英語劇「ロミオとジュリエット」ですよ。これは語り出すと止まらないのでまた別の機会に!img_5291

 

――従来とは違った視点で行われる国際学級の英語ですが、ついていけるか不安に感じられる保護者の方もいらっしゃるかと思いますが、その点についてはいかがでしょう。――

「学習習慣を確立することに尽きる」の一言ですね。特に中学校ではたくさんの課題が出るので、それをこなすだけの意欲さえあれば全く問題ありません。正直、「こんなにボリュームのある課題は少し大変かな」と思うこともありますが、それでも「楽しい」と言ってくれる生徒がいます。「大変=つらい」ではないことに気付いてもらえれば、自然と高度にアカデミックなレベルまで到達できると思います。

国際学級では、モティベーションも大事です。「英語がうまくなりたい、自由に使えるようになりたい!」という強い思いのある生徒がたくさんいますし、英語のレベルも高いですので、そういう友達と切磋琢磨する中で、本当に「いつの間にか」力がつくのですね。「いつの間にか」と言ってくれたのは実は国際の卒業生なのですが、国際では高三までの6年間、英語圏の現地校に近いスタイルでLanguage Artsの授業が受けられます。その中で、友人たちと前向きに支え合いながらお互い向上できる環境は何よりです。そういうクラスの一員として、意欲を持っていらしていただければ嬉しいです。

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日本にいながら英語圏の授業形態をそのまま受講できる国際学級は、指導する教員の熱意と生徒たちの好奇心に満ちていました。より詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

https://www.tjk.jp/mh/wp/ic/

Discover F ーなぜ、F組は中3で全員でロミオとジュリエットを演じるのかー

2016.11.15

東京女学館には国際学級があるのをご存知ですか。この学級の生徒は、全員が帰国子女というわけではなく、半数以上は日本で育ってきた生徒で構成されています。独自の英語カリキュラムにより、実践的な高い英語運営能力を育成することが目標の同学級は、発足して13年になります。そんな国際学級の魅力を皆様にお伝えしたいという思いから、この度「Discover F」の連載をスタート致します。初回のテーマは「なぜ、F組は全員でロミオとジュリエットを演じるのか」です。国際学級主任のC.ブルネリ先生にお話を伺いました。

―――まず、「ロミオとジュリエット」の題材についてお聞かせください―――

アメリカでは8年生から9年生の生徒は母国語の授業の中でシェイクスピアを扱います。本校の国際学級のカリキュラムは、アメリカの現地校のものを参考にしているのですが、英文のレベルやその内容を考えた上で、中3で『ロミオとジュリエット』を扱い、さらに全員が出演する劇にしようと考えました。また、テーマ的にもちょうど同世代の若者のストーリーということで、生徒の心にも響くものがあります。ある場面でジュリエットが下した決断が良かったのかどうかを考えたり、悲劇的な結末を迎えないような方法を考えたりすることは、豊かな心を育み、思考力を深めることにもつながります。

―――クラス全員がキャストとして出演するそうですね―――

クラス全員が何かしらの役に付きます。しかし、クラス人数の役40ほどの役があるわけではないので、シーンごとにその役のキャストが変わることもあります。照明や音響、ディレクターも生徒の仕事ですが、彼女たちもどこかのシーンでキャストとして演じます。事前の準備の中で、配役をめぐってクラス内での衝突が起きたり、本番になって緊張でセリフが飛んでしまい、恥ずかしい思いをしたりすることもあるかもしれません。しかし、そういった困難を乗り越えたり、クラス内の仲間と支え合ったりしていく中で、「inclusive leadership」の精神を育んでいきます。まさに、「inclusive leadership」を体現する大きなプロジェクトと言えます。

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―――10年の歴史の中の試行錯誤などあれば聞かせてください。―――

先日行われた記念祭で国際学級の3期生の卒業生が来校し、話をしていくうちに中3当時の「ロミオとジュリエット」の話題になり、「私たちのロミジュリは全部原文のセリフだったから大変だった!」と責められてしまいました(笑)。かつては、シェイクスピアの原書を使っていたのですが、今は「使える英語」を鍛えたいという思いもあり、現代英語版をベースにしつつ、有名なシーンでは原文のセリフを用いるように変わりました。しかし、現代英語版といっても、レベルとしてはアメリカの高校生向けのものですので簡単ではありません。このレベルを中1では英語学習の初心者だった人も含め、全員が読みこなします。また、原文を学ぶことは「教養」を高めるだけでなく、英語圏の人が敢えて古典的な言い回しにして表現している様子を理解することにも役立ちます。

―――最後に、「ロミオとジュリエット」を通して生徒たちは何を学ぶのでしょう?―――

全員で創意工夫をして一つの劇を作り上げるというのは本当に大変なことで、クラスが団結して困難を乗り越えたという経験は自分たちの自信を身につけさせることができます。英語力の伸長にとどまらず、人間として成長する行事となっています。

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アンネのバラ委員会 映画上映会

2016.11.01

アンネのバラ委員会では、今年の記念祭で「子どもたちを救うために」というテーマで発表を行います。それに先駆けて、10月28日(金)、『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』という封切前の映画を上映させていただくことになり、鑑賞会を行いました。この映画は、第二次世界大戦開戦直前に、チェコスロバキアのユダヤ人の子供たちを救うためにイギリスに移送する「キンダートランスポート」を行ったニコラス・ウィントンという人物が主人公のドキュメンタリーです。当日は、上映前にまずマティ・ミナーチュ監督からアンネのバラ委員会に向けて、ビデオメッセージが流されました。そして配給会社エデン代表で映画評論家江戸木純氏の解説がありました。また本編上映後は、成城大学名誉教授で「キンダートランスポート」を研究なさっている木畑和子先生に、当時のユダヤ人たちが置かれていた状況など、歴史的な背景を解説していただきました。以下に生徒の感想をご紹介します。

 

この映画を見て、ニコラス・ウィントンさんが必死で子どもたちを助けようとしていたことを知りました。ニコラス・ウィントンさんが子どもたちを助けようと頑張っていた姿、子どもの親が子どもだけは何としても助けようとしていた姿がとても印象に残りました。子どもへの思いが強かったのだと感じました。また、ニコラス・ウィントンさんの精神が今もうけつがれているのはとてもすてきなことだな、と思いました。私は、この映画を見て、改めて人を助けることはとても良いことだな、と感じました。小さなことでも良いから、人を助けたり、笑顔にすることができたらいいなと思います。この映画をみることが出来てよかったです。(中3)

フェンシングのイギリス代表、そしてロンドン証券取引所の若き仲買人、そんなエリートのニコラス・ウィントンが、なぜ自ら危険を冒してまで、それまで縁もゆかりもない子どもたちを救おうとしたのか。これは、私が今回アンネのバラ委員会を通して、ニコラス・ウィントン、そしてキンダートランスポートの存在を知って以来、根本的な疑問であった。それがこの映画を見て、その疑問についての答えを得たような気がする。ニコラス・ウィントンに救われた子どもたちは、悲しい別れや異国での慣れない生活を経験しながら成長し、その後、世界各地へ拡散して大家族を営み、それぞれの分野で大きな活躍をしている。そして、その仕事の傍らで人々を救う様々な活動に携わっているのだ。ニコラス・ウィントンの小さな善意が、私たちの生きる“今”そして“未来”へとつながっている。ニコラス・ウィントンは、当時の暗い世界の中で、子どもたちに“未来”と“無限の可能性”を見出していたのではないだろうか。これが、私がこの映画を見て見出した答えだ。(高二)

 

『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』

11月26日(土)より全国一斉ロードショー  以下のURLは公式HPのものです。

http://nicholaswinton.jp/

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留学カウンセリング開始!

2016.10.03

女学館では異文化相互理解センターで、毎週月曜日の昼休みに留学カウンセリングを行っています。情報の集め方、留学の時期、留学後の勉強についてなど、留学を決めた人もまだ迷っている人も対象で、個別面談やグループ面談の形で相談に応じ、きめ細かくサポートしていきます。海外の提携校への留学を初め、短期、長期、さまざまな形で留学に挑戦する生徒が増えており、また、海外の大学に進学する卒業生も年々増加傾向にあります。

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タスマニア夏季研修レポート5

2016.09.09

国際学級の生徒によるタスマニア夏季研修のレポートの最終回となります。

今朝は7度という寒さの中、起きるのが精一杯でしたが、今まで見たことがないほどきれいな朝日を見ることができました。ファーン校での滞在が最終日である今日の1、2時間目は課外授業でした。美容学校の生徒さんたちがファーン校の生徒のネイルを塗るという内容でした。ファーン校ではさまざまな課外授業を通して、将来自分がやりたいことを見つけられるように、生徒にこういったことを体験させているそうです。3、4時間目は歴史の授業で、将来オーストラリアで重要視されるテーマや問題についてエッセイを書いていました。私のデイホストは気象の変化について書いていました。5、6時間目は微生物学の授業で、専門用語が多かったので電子辞書がとても役に立ちました。昼休みのグッドバイパーティーでは、ホストシスターたちやデイホストたちと食べたり飲んだりしながら、音楽の話で盛り上がりました。ファーン校では、日本では経験できない授業を受けたり、女学館との共通点を探したりしました。私たちがファーン校に来たことで、少しでもファーンの生徒さんたちが日本に興味を持ってくれたらいいなと思います。私にとって忘れられない、とても大切な5日間になりました。

滞在の最終日は、Mrs.Macquarie’s Pointとニューサウスウェールズ州立美術館とオペラハウスとシドニータワーに行きました。特に印象に残ったことが二つあります。初めは美術館です。そこには東京女学館の卒業生であるパーリンソン恵子さんがいました。パーリンソンには主に三つのテーマの絵について教えていただきました。一つ目はオーストラリアの歴史や文化がわかる絵です。絶対に覚えておいたほうがよい絵の題名は “on the wallaby track”です。画家の名前はフレドリック・マックカビンです。この絵に描かれていた葉っぱが、からっとしているところがオーストラリアらしいとおっしゃっていました。二つ目はアボリジニの絵です。アボリジニの絵は独特で、点で表す絵が多かったです。三つ目は、日本の浮世絵です。日本人なのに日本の絵画のことについて説明できなかった自分が悔しかったです。そのため、日本人としてもっと日本のことを詳しく説明できるよう勉強したいと思いました。私たちはその後、パーリンソン恵子さんの貴重な体験談を伺い、アドバイスをいただきました。「英語はとくにしっかり勉強してください」「自分の好きなことを見つけてそれを伸ばすこと」などです。他にもたくさん教えていただけたし、芸術についても一つ一つの作品について丁寧に教えていただきました。芸術が好きになったし、芸術に触れる時の鋭い観点や思いの深さを知ることができました。彼女ははつらつとしていて明るく説明も上手でした。こんなにすてきな大先輩のいることをとても誇らしく思います。

次にオペラハウスのことが心に残りました。オペラハウスはさまざまな工夫が凝らされている壮大な建物です。あやさんという日本人の方で案内をしてくださいました。パイプオルガンはパイプが1万本以上あり、一番長くて9メートル(3階建ての高さ)、一番短くて小指の長さまであるそうです。また日差しが強くてガラスが膨脹してもシリコンで調整できたり、タイルが風雨で自動的にきれいになる工夫などにも驚かされました。

私はシドニーでもとてもたくさん勉強できたと思いました。たくさんのことを知ることができて良かったです。またタスマニアに来たいと思える、有意義な短期留学でした。生きた異文化学習ができたし、自分の将来についても考えられました。この旅を通して、改めて自分の目標を決めることができました。

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タスマニア夏季研修レポート4

2016.09.08

生徒によるタスマニア夏季研修レポートの第四弾です。

今日は学校がお休みだったので、一日中ホストファミリーと過ごしました。

まず朝ごはんを近くのドーナツ屋さんで食べました。まだ朝8時ごろだったのにもかかわらず、すぐに満員になりました。そこでチョコレートキャラメルドーナツを食べました。

日本とは違ってかなりボリュームのあるものでした。その後、サラマンカマーケットという大きなマーケットへ行きました。サラマンカマーケットは毎週土曜日にだけひらかれるもので、洋服屋さん、アクセサリー屋さん、食べ物の屋台など、さまざまな種類のお店が並んでいました。たくさんの人が来ていてとてもにぎわっていました。日本のおまつりの屋台を歩いているような気分でした。そこで友人や家族のおみやげをいくつか買って、オーストラリアで有名なミートパイを食べました。日本にもこのようなマーケットがあればいいのにねとホストシスターと話しました。その後はショッピングをしました。町を歩いていると、楽器を演奏しながら歩いている人や、とてもカラフルな洋服を着た人が歩いていたりして、明るい雰囲気でした。また、日本とは違って、横断歩道を渡れる時間が10秒ほどしかなく、驚きました。そして、ウェリントンという山の頂上まで車で30分ほどかけて行きました。雲と風で頂上から景色はあまり見ることができませんでしたが、周りの木が低くて細かったり、岩がたくさん木のまわりにあったりして、新鮮でした。それから夕食までの時間はホストファミリーと過ごし、夜はホテルのレストランでとてもおいしいステーキを食べました。いろいろなことを体験できた濃い1日となりました。とても良い思い出になりました。

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