『アウシュヴィッツが投げかける問い 高校生ワークショップ』に参加しました

2020.02.01

1月27日はポーランドにあるアウシュヴィッツ絶滅収容所が解放された日です。国連はこの日を「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」に定め、毎年世界各地でさまざまな記念行事が行われています。今年は解放から75年目にあたります。

日本では、東京・青山にある国連大学を会場に、NPO法人ホロコースト教育資料センターとゲーテ・インスティテュート東京の主催による『アウシュヴィッツが投げかける問い 高校生ワークショップ』が開催され、本校の有志15名が参加しました。当日は、イスラエル大使館のイスラエル・ストゥルロヴ公使が見守る中、8校より42名の高校生が集まりました。ユダヤ人迫害の経緯を語るドキュメンタリー映像を見たり、キャプション無しの画像を分析をしながら、ホロコーストに関する理解を深めていきました。そして8つのグループに分かれ、ホロコーストから何を学ぶのか積極的に意見を交わしながら、様々な思いを盛り込んだポスターを完成させました。世界に思いをいたし、自分たちに何ができるか、真剣に取り組んだ2時間半でした。

 

~参加した高二生徒の感想です~

私たちは先日「アウシュヴィッツが投げかける問い 高校生ワークショップ」に参加しました。今年で75年目を迎えるホロコーストの歴史を当時の映像を見て学び、またナチス政権・ドイツ周辺の国々で起きたユダヤ人の迫害について、高校生の私たちが考えることを、5~6人のグループでそれぞれの考えを発表しながら模造紙にまとめました。正義・人間・社会・勇気の4つのキーワードから一つを選び、それに関連する写真を選びながら自分たちの考えや感じた事を他校の生徒の皆さんと共有して一つの模造紙にまとめました。このような作業は、普段の学校生活では経験出来ないことばかりでとても多くの発見がありました。

今回のワークショップに参加したことで、当時の様子を学ぶことができただけでなく、言葉というものが人を救う力を持つのと同時に恐ろしい武器にもなりうることがわかりました。当時のドイツでは、ユダヤ人という言葉に様々な意味付けをして差別をするなど、目に見えない言葉の武器が働いていたと思います。これは私たちの生活の中でも起こりうることだと思います。ワークショップを通して、私たちの日々の生活を見直し、色々な視点からたくさんのことを学びました。このような機会にホロコーストの歴史を学んだり考えたりする事は、負の歴史を繰り返さないために未来を担う私たち高校生ができる最も身近で実行可能な方法です。今回学んだことを心に留め、生活していきたいです。